浮腫の発現から2年、股関節唇損傷発覚までの1年半より経過した今日この頃、疑わしい要因が浮上しました。



手術した股関節の関節包が破れており、緩くなった股関節周りの筋肉にストレスがかかった事で、筋肉の間を通っているリンパの流れが阻害され、リンパ浮腫が出来たものではないかとの見解です。



リンパ浮腫については、専門である内科や形成外科を受診しましたが、明確な回答や有効な治療は受けられずにいました。


また前例が主治医のもとで1件だけ。今まで以上に前例が少ない(報告が無い)症例です。MPFL損傷(膝)に続き、FAI及び股関節唇損傷の合併症という事になると思います。


どうしようか迷いましたが、FAIやMPFL損傷が発覚した時と同様に、貴重な情報なので公開する事にしました。




同患の方にとって、受け取り方は様々でしょうが、このご時世からも分かるように、情報はない方が圧倒的に不安を生みます。


私にとっては貴重な1例が、今回診断に至りました。今後主治医の診断のみならず、私の治療経過次第で、全国の同患の方々の診断治療の助けになると思います。


withコロナじゃないですが、今後も病気と向き合い、正直に情報を公開していきます。




腸脛靭帯を1部切り取り加工して断裂部分に移植縫合。緩んで脆くなった関節包を補強し縫い縮める事で股関節の安定性をはかる再建術。


変形性股関節症ではありません。FAI除去及び股関節唇修復術後の合併症で股関節鏡による再手術です。初期2014年の手術方法によるもので、極々少数(コンマ以下のパーセンテージ)の症例です。