股関節唇損傷の診断における注意事項

  1. 股関節唇損傷は単体で診断はない。原因とセットであるべき。
  2. 股関節唇損傷には由来する原因がいくつかある。
  3. 単独損傷は外傷性など個別理由が起因。
  4. 原因とステージにより治療法が異なる。
  5. 自然治癒はない。(関節唇は修復力が弱く縫合すれば癒合します。故に保存療法で症状が良くなっても損傷したままである)
  6. 関節唇だけ処置しても、原因が残っていれば再損傷に至る可能性は十分にある。
  7. 保存療法は継続して行わないと、経過によっては悪化する。

 

セカンドオピニオンのススメ

  • 股関節唇損傷とだけ言われた。
  • 手術は勧めないor成績がよくないと言われた。
  • いずれ人工関節になると言われた。
  • 自然治癒すると言われた。

など不確定要素の大きい診断を受けた場合

 

注意正確な診断と患者力が必要です。股関節唇損傷=同疾患とは限りません。ご注意ください。同じ原因FAIも含めた方が同患になります。

 

注意FAI、臼蓋形成不全、変形性股関節症、その他の股関節疾患、全て違いますので、股関節唇損傷で同一視しないよう願います。

 

注意幾つかある原因が、それぞれの過程を経た結果が股関節唇損傷であり、治療は結果ではなく原因を軸に考えるべき。

 

注意その他、病院に行っても原因不明で股関節痛に悩まされている方は、一般的な股関節専門医ではなく、スポーツ整形(股関節鏡手術に長けた医師)を尋ねてみて下さい。運動の有無に関係ありません。

 

※股関節鏡外科医は全国的にみても少数です。在住都道府県に限らずお尋ねください。

※コロナ禍による影響については、お問い合わせのうえ受診を。2020.6追記

 

 

関節が痛い.com 『変形性股関節症の治療方法は著しく進歩しています。

 

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