止めたブログで注意事項ばかり更新している状況に情けなさでいっぱいです。

 

日本に住んでいれば、当たり前のように安価で診察が受けられ、診断が下り治療が受けられる。この事に何の疑問も持たれないかもしれませんが、それは現在分かっている病気、治療法がある疾患だけです。

 

“股関節唇損傷”で検索し、ヒットしたブログに興味を持って読んで頂くことは、書いた者として有り難いことですが、この“股関節唇損傷”も診療されるようになったのは僅かここ数年の事です。

 

それに合わせて“股関節唇損傷”の要因ともなり、私の異常の原因であった“FAI”も、病態の概念として医療者が診断するようになりました。

 

日本では臼蓋形成不全が以前から股関節痛の原因として治療されてきて、整形外科医で診断できない事はほぼないだろうと言うぐらいの病態ですが、逆に“FAI”は多くの医療者がまだ知らない診断できない病態です。

 

 

私は現在41歳で“股関節唇損傷”を発症したのは35歳でしたが、親に連れられ診察を受けた幼少から股関節に痛みがありました。自分で症状を自覚し、医師の診察を受けるようになった12歳からでも25年、医師から“FAI”は元より“股関節唇損傷”の名を告げられることは勿論なかったですし、痛みが強くて受診しているのに「異常ありません」「様子を見ましょう」で進展はなく、一時は寝たきりになりました。

 

35歳で発症し37歳でやっと診断が下るまででも、何件も病院を受診していながら進展がなかったことは、過去の記事をお読みの方ならお分かりかと存じます。

 

そんな中、一部の方ではありますが“臼蓋形成不全”の方は早くに診断を受けていながら、診断した専門医の診療でなく、一般整形の受診で良しとされたり、手術は嫌だから保存でと思いつつ、リハビリをしっかり行ってなかったりする方をお見受けしますと、如何様にも知識を広げ医師との関係も十分築けて、治療も対策も取れるであろう方々とは対照的に、診断が下らず的確な治療を受けることも叶わず、悪くならない為の対策も十分に取れず、診察は元よりネットを探しても自分の病気が何年も全く分からなかった私からすると、理解しがたく開いた口が塞がりません。

 

しかもブログ内のいたるところに明記していますが、同じ“股関節唇損傷”であっても“臼蓋形成不全”と“FAI”ではアプローチが違いますし、重ねて保存と温存を誤認している方がいますが、まず保存療法と手術療法に分けられますが、保存は全く外科処置を行わない理学療法を主とした治療、手術は文字通り外科処置を加えた治療、人工物を入れる置換術に対し、自骨を残す意味で温存手術と言ったりします。

 

私は温存で手術療法を受けたもので保存療法に当るものではありませんし、全ての事に個体差が出る治療で、特に個別に合わせたメニューを都度構成するリハビリで、他人の治療は当てにはなりません。病態が違えば尚更です。

 

ご自分を知ろうとしない、病気についての認識が甘い方に、私が情報を提供することは今後ありません。

今までは“股関節唇損傷”の辛さを理解しているが故に、ある程度許容して参りましたが、全体で言えば極々一部の方でも、幾度も続くと傾向から合い入れない方々として線引きせざる得ません。

 

メッセージを頂いても他の股関節疾患、“臼蓋形成不全”の方は遠慮頂きます。アメンバーではない読者の皆様ありがとうございました。

 

元々は記事に関係ないコメントやアクセス目的の読者を避ける為や、先の分からない闘病で、不良例が与える他患者の心象への影響の大きさを考えアメンバーに切り替えたのですが、今では無理解による背景やアンチ手術ユーザーあっての事です。ご理解のほど宜しくお願いします。

 

悪気の有る無しにかかわらず、不良例が与えるネガティブキャンペーンと、それに伴う手術反対(アンチ)を訴える患者や、患者家族に加え、関係ない第3者を含む人々。

 

2018.3.1再編