このブログは患者発信の少ない治療履歴を、私が可能な限り公開し、同疾患者へ情報として提供させていただくもので、皆様の相談窓口ではありません。

 

冷たいと感じられるかもしれませんが、素人の問いに素人の私がコメントやメッセージでそう簡単にお答え出来るものではないからです。

 

幼少から症状のあった私自身、35歳で日常生活もままならなくなっても、何件も病院を渡り歩き診断が下ったのは37歳。それでも不完全だったため、更に1年後に正確な診断を受け治療しました。

 

発症した皆様の心中は私と大差ない物とお察し致しますが、聞くのであれば答えられるよう、的確に必要な情報を提供していただかないと、答えられるものも答えられません。病院で書く問診票と同じような…いやレントゲンやMRIがないのですから、それと匹敵することを教えて頂かないと答えられないわけです。

 

皆様の切羽詰まった「この痛みをどうにかしたい」また「どうしたら治りますか?」という質問を告げて聞きたいお気持ちは、聞かずとも経験者の私は有り余る程に理解できると思いますが、肝心の診療情報がないのでは答えようがないことを理解して頂きたい。

 

解決へ導けるのは私ではなく医師であり、そこを私が無理に答えようとすれば、それ相応の労力がかかることも察して頂きたいと思います。

 

“患者力”という言葉をご存じでしょうか?

 

<引用> 「患者力」って知っていますか?

http://www.asahi.com/articles/SDI201608144560.html

 

◎あふれる医療情報の中から最適なものを見極める力

◎自分の病気や病状のことを正確に理解する力

◎受けたい医療を受けられるように医療者と交渉する力

◎医療者と適切な信頼関係が構築できる力

◎人任せにせず積極的に医療に参加する力

◎自分が納得のいく医療を受ける力

◎自分の病気と向き合う力

◎自分の気持ちのコントロールができる力

情報の精査には特に慎重を期して頂きたいと思います。

 

私もつい最近知ったのですが、まさにこのことに尽きると思います。積極的に医療者とコミュニケーションを図り、まず自分の病気について知り、理解を深めた後で治療法を選択する。

 

自分の病気の正体をも知らず、他人に解決法を求めないで下さい。

 

と言っても医師も答えを持っていない場合もあります。そのために診療の自由が日本にはあり、社会保障制度があるわけですから、答えを持っている医師を探し、信頼関係を築けそうな医療施設で治療する。

 

医療は今頭打ちのような気も私自身はしております。

 

TBS「夢の扉+」6月2日 #105「工学の力で脳動脈瘤から命を守れ!」

https://youtu.be/Mo521RA6pTI

 

これを見たときに病気は違うし、私は主治医から股関節唇損傷であることも、それが起こった原因も教えて貰いましたが、例えば何の知識も協力もない医師が単独で答えにたどり着こうとして、何人が答えに行き着くのか。

 

私が何人もの医師の診断を受けながら思ったのは、平面のレントゲンとMRIしか見なかった医師は診断できなかったし、触診、パトリックテストをしても診断できなかった。

 

どういった時に痛み、どういうことが出来なくて、どうしたいのか。丁寧に聞き取りカンファレンスしてくれた医師だけが正解でした。

 

同じ“股関節唇損傷”であっても断裂の箇所や大きさ、股関節唇損傷になる原因も1つだけではありません(FAI、寛骨臼形成不全、外傷等)。手術1つとってもいく通りかあります(関節唇縫合and再建or切除、骨棘切除、棚形成や骨切り等)。

変形性へ進行してる場合はこの限りではありません。

FAIと寛骨臼形成不全や変形性股関節症とは治療法が違いますので混同しないで下さい。

 

 

<参考>スポーツ整形外科医S. Uのブログ

股関節唇損傷の原因は大腿骨寛骨臼インピンジメントが一番多い

http://blog.livedoor.jp/soshi_sports/archives/1196277.html

造影MR像における股関節唇損傷の分類 チェルニー(ツェルニー)分類

http://blog.livedoor.jp/soshi_sports/archives/1938997.html

 

私が他人様の画像も詳細な診断内容も知らず、お答えできることはありません。私の記録から学び取り、ご自身で考えて行動してください。

 

PCサイトの左側、ブックマークに参考サイトを乗せております。そちらもご参考までに。WELQのようなサイトはないと思います。

私のブログはPCでご覧いただきますようお願いします。

引用元が分からないネット情報

医療情報とネット|腐女医が行く!! 〜外科医でママで、こっそりオタク〜
 
さらに情報は正しくても自分に当てはまるものかどうか、不特定多数向けの情報にはお気を付け下さい。
 


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