衝撃、という言葉が背筋を駆け巡る。
俺は君を、愛してる。
なんの、寝言、であろうか。
なんの、戯言、であろうか。
彼が、私を 。
ありえない。
ありえない!
ありえない!!
だって、彼は、「敦賀 蓮」たる人だから。
だから、私は、彼を、利用しようと・・・・決めたのに。
その誓いが、決意が、全て彼自身によって覆される。
愚かな想いに溺れる事など・・・・望んでいないのに。
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唇の触れ合いは、とても甘く、二人を浸して。
確固たる想いを急速に、溶かす。
「俺は君を、愛してる」
何度目かの、祈りにも似た呟きと、苦しげな表情。
思わず叫んでしまった「敦賀 蓮」の名称に、何故だかとっても違和感が芽生えて。
そも違和感が、彼を苛んでいるようで。
心の奥が、きゅっとなる。
「あなたは、だれ・・・なの」
唇を離さずに伝える言葉は、身体の硬直すらもダイレクトに伝える。
固まる大きな身体。
愛おしいと想ってしまう事は、罪なのに。
止められない想いなど、あってはならないはずなのに。
それでも、募る想いは・・・・・前回感じた感情と、似ても似つかない。
「俺は・・・・おれは・・・・・」
泣いてしまうんではないかと思うくらいの、弱々しい声。
また、言葉を間違えてしまったと、こちらが泣きそうになる。
「ごめんなさい。貴方が誰でも良いと、言ったのは私なのに」
ふるふると、顔を横に振られた。
否定の言葉も、肯定の言葉も、上に乗った彼からは出てこない。
庇護欲がむくむくと沸き起こるのは、大変失礼なことだろう。
でもその、無防備さが。
奥に大事にしまいこんだ大切な箱の鍵を、かちゃりと外す。
「愚か者になっても・・・・」
口をついて出るのは、自分の願望。
止められない、あってはならない想い。
「それでも、私と一緒にいてくださいますか・・・」
心の奥のありったけの勇気を出して。
愚かな自分も。
浅はかな自分も。
全部全部、一緒にいて良いと言ってくれるだろうか。
「私と一緒に、いてくださいますか・・・」
否定の言葉を、指先で封じて。
言葉を、重ねる。
驚愕に揺れる双眸に少しだけ気を良くして、更にその奥に歓喜の色を見つける。
選択は、間違いではなかったのかもしれない。
もしかしたら、彼も。
自分を作る途中なのかもしれない。
一緒にいて、二人でお互いを作りあえば。
きっと、また世界は変わるはず。
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キョコさんの気持ちの動きを知りたいわ!!って、お問い合わせが来ましてw
即席妄想ww
やっぱり粗が目立つけど、続き妄想は鮮度が命!!←