件名:お知らせ
本文:本日、19時より2時間、緊急コンプライアンス研修を執り行うものとする。
関係各位、絶対参加のこと。
急な知らせは、メールで来た。
幸か不幸か、自分と担当俳優はその時間ばっちり本社にいるスケジュールとなっていた。
松島とミーティングの予定だったのだが、今回のメールの内容では、こちらの方が優先されるだろう。
何故なら・・・・送信元が、社長の社内アカウントだったから。
主催はもちろん社長。
しかし、アシスタントとして記載されている部署が頂けない、社長のおもちゃ・・・ではなく、お気に入りのラブミー部。
また、ひと波乱か・・・・
手元の携帯と、少し先で撮影に勤しむ担当俳優を見比べては、社は深すぎるため息を漏らす。
**
「れーん!19時のミーティングが流れたぞ」
「え、どうしたんですか?」
「とりあえず、これ見ろ」
冬物の撮影のため、スーツ姿の社より熱気を纏う蓮に、水と先ほどの画面を開いた携帯を差し出す。
横目でちらり、と流す程度だった視線はあるところで止まり、凝視となる。
あぁ、アシスタント欄のところだな。
視線の先がわかってしまう社は、今まで培った経験なのか、それとも類まれなる直感なのか。
出来れば後者で・・・と、思わず言ってしまう彼の隠された経験値は高い。
「なんですか・・・これ?」
「コンプラだろ?話長いんだよなぁ」
「では、なくて」
「なに?お前コンプライアンス知らないの?」
思わず、ぷぷぷっと笑ってしまう。
とたんにむすっとした顔つきになる蓮は、年相応に見えた。
「知ってますよ。そのくらい、法令遵守でしょ。」
「おお!やっぱり凄いな、意味知ってる?」
「もちろんです。
企業が経営・活動を行ううえで、法令や各種規則などのルールを守り、行動すること、ですかね。
ざっくり言えば」
「おおー!凄い!凄い!!」
「いや、社さんに褒められても・・・」
思わず乙女顔で賞賛する社に、半眼でいなさめた。
そこで論点がうまく外された事に気付き、更に苦い顔になってしまう。
「かわしましたね」
「なんのことだ?」
しらっととぼける社に軽く殺意を覚えながら、あまり彼が得意ではないであろう笑みを作る。
それは、闇の国からの笑顔。
「社さん、ここにラブミー部の名前が載っているんですが、何故ですか?」
「!!!!お、俺だって、知らないよ!!」
「本当、ですか?」
「本当!本当!!神に誓う」
「なら、良いです」
連の興味はとたんに携帯の文字に移り、社は一命を取り留めたと安堵に胸を撫で下ろす。
社長の思惑を解き明かそうとするも、欠片さえ掴むことが出来ずにいるようだ。
最近、蓮をからかうのも命がけになってきたなぁ。ほんとに。
あいつ、暴走気味だし・・・
担当俳優の最近の行き過ぎた行動を反芻し、思わず意識が遠のく。
犯罪を犯したら、俺、事情聴取とか受けるのかな・・・と片隅で、思いながら。
「とりあえず、終わってから、最上さんを捕まえようと思います」
笑顔が眩しい昼下がり。
続いちゃう・・・・
******
やっぱりseiさんところのコメントからの、妄想w
ペットとしてなら、思う存分ストーキングが出来るので、楽ですww
犯罪を犯しそうな彼に、コンプラ研修を受けてもらおう!!がコンセプト。
そのまんまやーん!!みたいな話です。
本文:本日、19時より2時間、緊急コンプライアンス研修を執り行うものとする。
関係各位、絶対参加のこと。
急な知らせは、メールで来た。
幸か不幸か、自分と担当俳優はその時間ばっちり本社にいるスケジュールとなっていた。
松島とミーティングの予定だったのだが、今回のメールの内容では、こちらの方が優先されるだろう。
何故なら・・・・送信元が、社長の社内アカウントだったから。
主催はもちろん社長。
しかし、アシスタントとして記載されている部署が頂けない、社長のおもちゃ・・・ではなく、お気に入りのラブミー部。
また、ひと波乱か・・・・
手元の携帯と、少し先で撮影に勤しむ担当俳優を見比べては、社は深すぎるため息を漏らす。
**
「れーん!19時のミーティングが流れたぞ」
「え、どうしたんですか?」
「とりあえず、これ見ろ」
冬物の撮影のため、スーツ姿の社より熱気を纏う蓮に、水と先ほどの画面を開いた携帯を差し出す。
横目でちらり、と流す程度だった視線はあるところで止まり、凝視となる。
あぁ、アシスタント欄のところだな。
視線の先がわかってしまう社は、今まで培った経験なのか、それとも類まれなる直感なのか。
出来れば後者で・・・と、思わず言ってしまう彼の隠された経験値は高い。
「なんですか・・・これ?」
「コンプラだろ?話長いんだよなぁ」
「では、なくて」
「なに?お前コンプライアンス知らないの?」
思わず、ぷぷぷっと笑ってしまう。
とたんにむすっとした顔つきになる蓮は、年相応に見えた。
「知ってますよ。そのくらい、法令遵守でしょ。」
「おお!やっぱり凄いな、意味知ってる?」
「もちろんです。
企業が経営・活動を行ううえで、法令や各種規則などのルールを守り、行動すること、ですかね。
ざっくり言えば」
「おおー!凄い!凄い!!」
「いや、社さんに褒められても・・・」
思わず乙女顔で賞賛する社に、半眼でいなさめた。
そこで論点がうまく外された事に気付き、更に苦い顔になってしまう。
「かわしましたね」
「なんのことだ?」
しらっととぼける社に軽く殺意を覚えながら、あまり彼が得意ではないであろう笑みを作る。
それは、闇の国からの笑顔。
「社さん、ここにラブミー部の名前が載っているんですが、何故ですか?」
「!!!!お、俺だって、知らないよ!!」
「本当、ですか?」
「本当!本当!!神に誓う」
「なら、良いです」
連の興味はとたんに携帯の文字に移り、社は一命を取り留めたと安堵に胸を撫で下ろす。
社長の思惑を解き明かそうとするも、欠片さえ掴むことが出来ずにいるようだ。
最近、蓮をからかうのも命がけになってきたなぁ。ほんとに。
あいつ、暴走気味だし・・・
担当俳優の最近の行き過ぎた行動を反芻し、思わず意識が遠のく。
犯罪を犯したら、俺、事情聴取とか受けるのかな・・・と片隅で、思いながら。
「とりあえず、終わってから、最上さんを捕まえようと思います」
笑顔が眩しい昼下がり。
続いちゃう・・・・
******
やっぱりseiさんところのコメントからの、妄想w
ペットとしてなら、思う存分ストーキングが出来るので、楽ですww
犯罪を犯しそうな彼に、コンプラ研修を受けてもらおう!!がコンセプト。
そのまんまやーん!!みたいな話です。