今回も、seiさんの素敵企画に乗っかってw

最初はseiさんの「不安な夜 4」コメント内の妄想が溢れ出し・・・


いやいや、素敵企画とは繋がらないっしょーwでも書きたーいwwと、seiさんに昨日アプローチ!

そしたら今日お昼中に、あらん?意外に繋がる??っと思い込み、即行動(°∀°)b


象とプリンセスデコ電とローリィの話wなので・・・

いつもみたいに暗くも、微糖でもなく・・・

もちろん素敵マスター様の足元にも及びませんが!!

初のテイストで書いてみました(●´ω`●)


覚悟が出来たら、ご覧下さい!!






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それは、「敦賀 蓮」にとって、不安に押し潰されそうな夜の・・・

数日前の出来事。












本社のロビーにファンファーレは怒号のように響き渡る。
アフリカ象よりもコンパクトだというが犬や猫より大きいインド象が二頭、象使いにより曲芸を披露する。
裸婦のような薄衣を纏った蠱惑的な女性と、彼女等を引き立たせる胸板の厚い男性が象の周りに彩りを添えるべく、踊り狂う。


正に、異国。
正に、異常。

企みと騒ぎの中心に社長はおり、インド風の御輿の上から見る景色ににんまりとご満悦だった。
きっと今週は、インドフェアなのだろう・・・と、道ゆく社員は遠巻きに、艶やかな衣装の社長を盗み見る。


目を、合わすことも。
ため息を、漏らすことも。
厳禁であるという、意識は見事なまでに共有されていた。
気付かれたら、最後・・・・
中央で踊り狂う踊り子たちの「餌食」になってしまう。




あの、ピンクが目に痛い。
ラブミー部の一号のように・・・・・









偶然、偶然通り掛かっただけなのに。
なんで、こんな風になってしまったのだろうか。
アジア特有の鈍い黄金に囲まれ、マハラジャを教わる。
魅惑な腰つきは独特で中々習得出来ない。
ムキになってしまう自分に呆れてしまうが、出来ないことの方が悔しいので、やっぱり必死になってしまう。
それがローリィを助長させる事を、キョーコはまだ完全に理解していない。
ただ・・・社員一同の目が一切こちらを見ない理由を、意識よりも奥の本能で確信する。
すなわち、「巻き込まれたくない」という仰願にも似た純粋な願い。
その願いはキョーコのとっても共有すべきものだったのに、彼女は唯一不破音響を好む歯車に捕らわれた。


何故?
どうして?
私なの?
みんな助けてくれないの?


は・・・・ンッ!!
そんな事考えてもキリがないし、救いなど滅多に来ない事は知っている。
後悔すべきは5分前の自分。





異様な集団を目にした時に、目が合ってしまったのだ。
中央に座る、威厳高き社長と・・・
そしてまたかと、軽くついたため息が伝わってしまっのだ。
中央に座る、威厳高き社長に・・・







「最上くん!!!!
君も愛のダンスが知りたいか!!!」









二度手を叩いた、と認識した瞬間。
キョーコは踊り狂う波の中央に、いた。
血の気はなく、引きつった口元をした乙女が、人身御供になった瞬間である。
持っていたお気に入りのマリンボーダーの鞄は、煌びやかな集団に飲み込まれ存在すら確認出来ない。
そこからは怒涛のように時が過ぎる。
そしてローリィの次の犠牲者は、キョーコによって選別された。









「椹さーーーーーーーん!!
助けてくださーーーーーーーい!!!」









通り過ぎる声は何処までも響き渡り、上限を知らない。
誰しもが振り返るであろう、澄んだ乙女の助けを求める声は・・・
呼び止められた当人とって、魔界へ誘われる一言だった。
ぎぎぎっと音が聞こえてきそうな程、不自然に振り返った椹の顔はいつもの血色の良いものではなく、土気色。
キョーコの背中に悪寒が電光石火で這いまわるが、呼び止めた過去は変わらない。
時が止まったように動きを止める二人を眺め、御輿の上で大物が掛かったと笑うローリィの極悪さは知らない方が幸せである。









「そうか!!最上くん!!!!
椹にも愛のダンスを教えたいのか!!!!」










目を爛々と輝かせて興奮するローリィを、誰が止められるだろう。
遠い目をして人生を諦めかけるキョーコを、誰が咎められるだろう。
それでも一社員としての勤めを全うすべく奮闘しようとする椹を、誰が称えるだろう。

新たな役者の誕生に、一度鎮まったファンファーレは再開し、音の洪水を作り出す。
象と踊り子達が飛び跳ね、その場にいる全ての人間に、リズムを刻み付ける。
渦中の二人は、流される。流される。
日本人の美徳そのままに、流される。


狂乱の宴に終焉をもたらしたのは、やはりキョーコであった。















「キャーーーーーーーーーーー!!!
私の、私のケータイがーーーーーーーーーーー!!!!!!」














マリンボーダーのバックは象の下で無残な姿となり、問題のケータイは元々の姿を見出すことが出来ない。




通りすぎる声が社屋を揺らした時に、宴は過去のものとなった。
新しい何かを思いついた、ローリィの中で。








彼の次なる獲物に思いを馳せるその顔は・・・・

世界を統べる、闇のブローカー










次なる獲物は「敦賀 蓮」











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大風呂敷って知ってます?
あたしの大好きな言葉です♪( ´▽`)

初のテイストw面白かったー!!
因みに、ここの蓮さんはヘタレません!!
最後の最後までキュラレストです(((o(*゚▽゚*)o)))キャッ



どーでも良い小話。

サブタイを「プリンセスデコ電の甘い罠」にしようかと、本気で考えて・・・

BでLな感じがするって理由で却下したのは、秘密の話( ´艸`)