【スペイン】カタルーニャの住民投票 | AHORA(アオラ)

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11月9日にカタルーニャ州の独立をめぐる非公式な
住民投票があったスペイン。
州政府は10日未明時点で独立派が8割超だと発表しました。
当初はこの日に公式な住民投票を予定していましたが、
スペイン国としては国としては憲法裁判所で争う構えを見せていました。
(関連ブログ記事 カタルーニャの決断

しかしその後、非公式な住民投票を行うという事に。
中央政府にとがめられない形で、独立の民意を示そうとした形です。

なぜ今独立なのか?

バルセロナがあるカタルーニャ州は、スペインとフランスの国境がある州です。
州都はサグラダ ファミリアがあるバルセロナ。距離的にも歴史的に
フランスとの結びつきが強く、自治権が認められていますが、
スペイン語の他にカタルーニャ語が使われています。

スペインに複数の公用語があることは スペイン語は幾つある?
にも書かせていただきました。



カタルーニャの場所はこの赤い部分。
面積でいうと、日本の九州くらいの広さ。


昔から独立の意思が強い地域で、13世紀には自治制度を確立していました。
スペイン継承戦争(1701年 - 1714年)というスペイン王の座をヨーロッパで争った戦争の時に一時自治権を失うも、1931年に再び自治権回復。

9月11日はスペイン継承戦争でカタルーニャが自治権を失った日にちなんで、「カタルーニャの日」となっています。

2014年はちょうど300年の節目の年でした。自治権が戻った日ではなく、失った日を忘れないようにしているんですね。

第二次大戦後のフランコ独裁下(1939年-1975年)にはカタルーニャ語の使用が禁止されていたが、フランコの没後に公用語としての地位を回復した。

実はこのカタルーニャは、スペインの中では経済が潤っている地域です。

18世紀以降はスペイン国内で最も早く産業革命が興った場所でもあり、紡績とや織物がかつては盛んでした。海に面し、フランスとの国境の都市でもあるので、もちろん貿易も盛んです。

リーマンショック以降の不況で、スペインの経済危機はまだ立ち直っていません。
その上9月のスコットランドの独立を問う国民投票、カタルーニャの日300周年などきっかけが重なって、今回の投票となりました。

参考として、いわゆるスペイン語とカタルーニャ語がどの位違うか動画を紹介します。
スペイン語の挨拶が分かる方にしかご理解いただけないかもしれませんが、
字幕がスペイン語、動画の女性が人形を使って話しているのがカタルーニャ語です。

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