作品をつくってる時って、
心の中にふっと
湧き上がってくるものを、
どうにか形にしようとしてる。
でも、まだうまく掴めなくて。
筆使いも思うように
いかないことが多くて。
でもね、たまに一瞬だけ――
何かがふっと降りてくるように、
作品が「生まれる」瞬間がある。
その一瞬を味わったら、
もう、ずっとそれを追いかけてしまう。
何か…
うまく言葉にはできないけど、
その「何か」に出会いたくて、
今日もまた筆をとってる。
今は、展示会の作品づくりが終わって、
久しぶりに臨書をしてるんだけど、
これがまた心地よくて。
筆を運ぶたびに、
自分が整っていくのを感じるの。
呼吸も深くなって、
気持ちもすーっと落ち着いてくる。
「あぁ、やっぱり私、書が好きなんだなぁ」
そんな風に、
じんわり思える時間。
作品づくりと臨書って、
まるで「動」と「静」。
どっちも私には必要で、
どっちも私の中にある。
うまく言葉にはできないけど――
だからこそ、
書っておもしろいんだろうな、って思う