今頃、映画「黄金」を鑑賞する! | 猫さんダイアリー♪(=^・^=)

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老人よ、大志を抱け!

今頃、映画「黄金」を鑑賞する!

 

1948年 アメリカ

1920年代のメキシコ。職も無くうらぶれたアメリカ人ボガートは相棒のホルトと共に、安宿の老人ヒューストン(アカデミー助演男優賞受賞)から聞き付けた金鉱掘りの話に飛びつく。偶然当てた宝くじの賞金を元手に、三人は金が眠っているといわれるシェラ・マドレの山へ向かった……。金を掘り当てるにつれ次第に仲間を信じられなくなるボガートの描写が鮮烈で、金の持つ魔力を如実に物語る。B・トレイブンの原作をヒューストン自身が脚色、どん底の生活から脱しようと金探しに賭ける三人の男たちの葛藤と破滅を活写した人間ドラマの傑作。アカデミー脚色・監督賞受賞。

<allcinema>

 

 

こんな映画があるのは、全然知りませんでした。

でも、ちょっとあらすじを知ると、大体話が分かってしまうんですよね~

「真の幸福は、お金では買えない」とか言う教訓に落ち着く。(そんなことないと思うけど。。。^^;)

例えば、最初は純粋な動機で始まった社会運動が、革命が成功すると欲に目が眩んで、権力の奪い合い、はてまた殺し合い、粛清にまで行ってしまうのはよくあることで、最初は仲の良かった三人が、キラキラ黄金キラキラを手に入れるとお互いに疑心暗鬼になってしまう過程は面白かった。

 

 

 

ハンフリー・ボガートって、こんな汚れ役もこなすんですね~

 「次第に仲間を信じられなくなる」狂気の演技が秀逸。勝手に、アカデミー主演男優賞あげてもいいと思いました。

 

 

でも、教訓話としてはいいとしても、映画的快感とはまた話が別。私、別に説教してもらうために映画を観ている訳ではないんですよね~チュー

この手の古い映画だと、レビューなんかで無条件に褒める傾向があると思うんですが、私はあんまり優れた映画だとは思いませんでした~てへぺろ

星星星