いきなり、会計学の授業っぽくなったが…

 例によって、ブログネタが尽きてきたので、経済の話題について書こうと思う。

 今日は、ソフトバンクが、アメリカの携帯電話会社を買収した、というニュースをもとに、少しは、会計学をかじった自分が、「キャッシュ・フロー計算書」について、書いてみようと思う。

 皆さんは、今、「最も重要な財務諸表は?」と聞かれたら何と答えるだろうか。

 多くの人は、「損益計算書」と答えるかもしれない。

 その心は、と聞かれたら、損益計算書は、その企業の一定期間の経営成績を示す財務諸表であり、ニュース等で、税引き後利益がいくらになりましたということを耳にするから、というところだろう。

 しかし、現在の会計学は、資産・負債をどう定義していくかに重点が置かれ、貸借対照表が重要であるといわれる。

 さて、ここまでだと、キャッシュ・フロー計算書の話がちっとも出てこないじゃないかというが、前述したソフトバンクの買収劇を考えた場合、ソフトバンクの資金繰りは大丈夫?と思う人がいると思う。

 そこで、キャッシュ・フロー計算書が重要となってくる。

 自分は、ソフトバンクの財務諸表を詳しく見ているわけではないので、あまりコメントできないのだが、今回のソフトバンクの買収劇によって、ソフトバンクは、1.8兆円もの資金を買収するためにつかったそうだ。

 これはおそらく、キャッシュ・フロー計算書上、「投資活動の区分」に記載され、このままだと、期末現在の現金残高が相当程度なくなり、すくに償還しなくてはならない社債等を保有していたら大変なことになる。

 しかし、確か大手メガバンク3行が資金援助をするということで、この点は、何とかなるかもしれない。

 でも、市場では、ソフトバンクの株価が急落している。

 これは、前述した、キャッシュ・フロー計算書が悪化するのを嫌って売り注文が出ているからではないだろうか。

 皆さんも、もしどこかの会社に投資したいと考えるときには、キャッシュ・フロー計算書も注目した方がいいと思う。

「勘定足りて、銭足らず」という会社に投資しないためにも…