こんにちは。大学生のahobookです。
今読んでる本が読み終わるのに時間がかかりそうなので、
1ヶ月ほど前に読んだ本の紹介をさせていただきたいと思います笑
読んだ本は、池井戸潤著の『空飛ぶタイヤ』という本です!
これは、好奇心、教養、自己成長のなかで
好奇心のために読んだ本です!
経済小説が好きな人には是非読んでほしいおすすめの本です!
池井戸潤作品は初めて読んだのですが、めちゃくちゃ面白かったです!
トラック運送会社が起こした事故について、トラックの販売元の企業や、その販売元とつながりのある銀行や、
警察などは、整備不良だと考えます。それに対し、トラック運送会社は、トラック自体に欠陥があるのではないかと考え、
そのことを証明するために企業等と戦っていく、というストーリーです。
ここで登場する企業等は、ずる賢くてとてもイライラするのですが、その周到さがかえって魅力的にも映ります。
最後まで気が抜けない、とても面白い作品です!
少し前に話題になった「忖度」という言葉を何度も頭に浮かばせながら読みました笑
また、本作の中で出てくる登場人物の考え方や表現方法も面白かったので、一部紹介させていただきます。
「主観と客観は必ずしも一致しない。客観的成功に隠された主観的不満。客観的には満足できても主観的には物足りない。
主観と客観が両立したとき、夢は実現する」
小説の内容とは関係なく、この考え方に妙に納得してしまいました笑
前回と同じく、あまりいうとネタバレになるのでこれ以上は言いませんが、
緻密に考えられているとても面白い作品だったので、みなさん是非読んでみてください!