コンサートに限らず、エンタメの目的って体験した人に「いやー、楽しかったーー」という気分にさせることだと思う。

良かったか悪かったか、ではなく、楽しかったかそれ以外か、というのがエンタメの真価なんだろうな

 

 

 

恒例の土曜13時、家を出る直前、あー無理、、電車に乗り途中から視聴

沖縄、服装からもすっかり初夏?いい気候のようだったね

 

星野リゾート、先週行ってきましたよ。本州ですが、泊りで。素晴らしかったね。

すべてに心配りがあり客の心地さに細心を尽くしている感、心からリラックスできました。

館内で使えるおひとり様3千円チケットという制度も面白いと思った。

もちろん宿泊料金に含まれているんだろうけど、期せずにもらえると”お得感”でうれしいよね。夕食の飲み物であったり、お土産だったりと、子供のお小遣い感覚で使わせてもらいました。

 

戻って

平日な雰囲気だったよね。告知なしだとすると「偶然」その場に集いし人々。もちろん彼のことも知らない人が多いであろうし、変装?店員になり切ってるからね余計にバレにくい、よってカメラを向ける人もあからさまに興味を示す人も少ない。

絶景、静かな空間、プラスして彼の演奏

告知なしで遭遇する可能性はほぼゼロ、ファンにとってはとんでもなくうらやましい状況だなと思いながら見ていました。

 

最後のリスナーさん2人の遭遇も偶然の賜物とは言え、ああいう動画が撮れてよかったよね。「まさにストリートピアノ」と言っていたけどまさにだね。

その場で偶然生まれる音楽、ストピの原点を見たように思いました。夕日も相まってエモさを演出、GJでした!

 

 

 

昨日のコンサート、オケとの初共演

正直に言って、、、、、

めちゃめちゃめちゃめちゃめちゃめちゃめちゃめちゃめちゃめちゃめちゃめちゃ楽しかった!

ただただただただただただただただただただただただただただただただ満足感しかない

あ、取り乱し、失礼しました

 

待ちに待ったコンサート、リアル彼と同じ空間を共有、

オケのスゴさ、彼のスゴさを再認識

 

つまり、

期待で膨れ上がった中、それを超えるエンタメを提供してくれたことに心から感激しております。

 

2部制で、1部はオケのみ、2部は彼との共演

 

1部、演奏曲のチェックを怠っており、現地で曲目を知る。

映画音楽、すべてなじみのある曲。壮大で華やかで、まさに情景が浮かび上がる

ここ数年、ピアノソロ演奏のみを聞き続けた耳には大変刺激的だった。

 

前の記事で、車田さんの解説として、「クラッシック音楽は情景ではなく感情を表現している」とあったが、映画音楽は映画というストーリ、情景、登場人物の心の動きなどすべてあった上での曲なのでより伝わりやすいし、誰もが知っている有名曲を生オケで聴けるというのはいい体験だったなぁ。一つ一つの曲がメリハリあって、ストーリ性もあり入り込めたし、短く感じた。

 

パイレーツオブカリビアン、彼のファン全員、再現出来たら100万円の情景が浮かんだことと思うw 曲調もドラマチックで迫りくる迫力があり、皆でドキドキしたことであろう

専門家でもなんでもないただの感想としては、管弦、バランスが良かった。束での大きなうねりを作り出すというのは複数楽器ならではの共同作業、その効果は十分実感できた。ソロがかわるがわるいろいろな楽器が登場するのも彩りとして面白さを感じた。

 

そして、お待ちかねの2部

何から話してよいやら。全集中、全神経をビンビンに彼と共演のオケに注ぎ込みましたよ。

いやー、ホントに良かったなぁ。今もって頭に浮かぶのはそれだけ←プアすぎる

 

彼が出てきた瞬間の会場の盛り上がり、ファンの笑顔。もちろん観客はマスクだし客席はライトを落としているので見えるわけではない。が、ふわっというのだろうか、わーっというのだろうか、会場の空気が変わる瞬間。

皆がこの瞬間を待ちわびていたという空気感。幸せ者だよね、こんなに大勢の人からポジティブなエネルギーを注ぎこまれて

黒のシャツに黒のスーツ姿に黒靴、そして、黒のサングラス((

いつものようにひょうひょうと自然体で現れる彼、輝いてました

 

MC入り

いつものように、僕を初めてみた人、僕のYoutubeを見たことある人、を聞く。

会場全体を見渡せたわけではないので実際のところわからないが、初めて見た人は結構いた。彼もそう感想を述べる。見たことある人についても、まぁ本当に全員が手を上げているかどうかわからないが、半々くらいだったかな。通常の彼のコンサートよりはずっと少ない。当たり前だけど、オケや”かなフィル”を聞きに来た通常のクラッシックファンも混在する、そういった状況

 

そして、いつものように軽く自己紹介

ヤマハAIの学習データを提供していること、開発に携わっているという話はもちろん知っているが、データ提供は初めて知った。

 

演奏開始

1曲目はD's、、と言い、本人ピアノに手を置きスタンバイ状態になりざわつくオケ

席がちょうど真正面でピアノの屋根に隠れて指揮者とのやり取りが見えなかったが、どうやら指揮者の方から指摘された模様。

失礼しました、1曲目はソロ演奏でした、と。会場笑い

東方メドレー

右手は観客、左手はオケに囲まれての一曲目、ソロ演奏。緊張したんじゃないかな。

観客側も緊張したわw ちょっといつもより硬かったけど無難に弾きこなしておりました。

 

2曲目D's

前奏ありバージョン。瀬戸さんが都庁ピアノで演奏したもの

最初の入り、バイオリンソロから入る。いやーエモかったし郷愁あるいいムードだった

ピアノソロとも違うし、電子音楽とも違う。オケとのコラボ、ドラマチックだった

途中ピアノから離れて打楽器の方へ移動。小太鼓で”太鼓の達人”譜面を叩いたり、マリンバでメロディを演奏したり、走ってピアノに戻る、エンタメ要素盛りだくさんでした。

太鼓はもちろん慣れているだろうけど、マリンバ、スゴかったわ。練習って言っても、そんな時間はなかったはず。速いパッセージをスラスラ演奏していてビックリしたわ。オケの人、打楽器奏者や金管楽器奏者が盛り立てるリアクションもよかった。

 

3曲目The Queen

バイオリンとの掛け合いを予想していたけど違った。ピアノメインでオケが伴奏という感じ。これも初めて聞く演奏スタイルで新鮮だった。

D'sもQueenももともとゲーム音楽は短いが更に短く感じた。え、もう終わり?もう一周してくれーと思ってました。聞きなれた曲を聞きなれない演奏で聴くと新しい面白さが生まれてイイね。楽しかったです。

 

4曲目ルパン

ソロがさえわたっていました。緊張ほぐれた感じ

連弾でやるときにはそれぞれソロ入れるところを一人でやっていて、時間も自由なのでのびのびやっていた。ルパンは鉄板ですな。

 

5-7曲目を連続で演奏するという前にMC in

長めのMC。

彼独特の”間”、話し始めて別なことが気になりそちらに話を移す、そして元の話題に戻ってこないww

「いつも無料で聴いている人達がお金を払って来てくれて、、」

「普段オケを聞かない人たち、、」

さらっと入る失言集ww  綾小路きみまろか、と突っこみたくなる 

最初のAIの学習データのところでもモルモットになっている発言で笑いを取る。

 

「お金を払って来てくれて、、」のところではすかさずコンマスがオケ全員を促し起立、オケ全員で恭しくお辞儀。絶妙な対応に、会場から大きな拍手と笑いが起こってました。

当の本人はそれに反応することもなく、淡々と語りを続けるw

オケも戸惑う”間”とオケも思わず”笑”リアクションしてしまうのを見ると、シナリオなしの天然と自由奔放さ、そしてある意味のスリル感(この間はなんだ??次は何を言い出すんだ??)

ほんと誰からも愛されるエンターテイナーですわ 

 

5,6曲目 メリーゴーランド、紅蓮華

オケが入ると重層感が違う。彼が音を重ねたくなる気持ちがよくわかる。

時と場合、好みや聞き方などいろいろあるんだろうけど、感情の盛り上げ方はやはりピアノ1台よりも楽器や数が多いほど効果は大きいんだろう。

CDやいい音響を使って家で楽しむこともできるだろうけど、このダイナミックレンジはアナログならでは、ホールならではで、その場で「体感する」意味を感じる。

 

7曲目 新曲

クラッシックリスナーにも満足してもらえるよう、作曲を頑張ったということと、全力で演奏するということをMCで発言。

有言実行

ザ クラッシックだった。

最初の出だし数小節、速いパッセージから始まる。そこで胸がぐっと熱くなった。うわぁって心の奥底から湧き上がる感じ。

Zeppでもそのポテンシャルは十分に見せつけてくれたが、今回はオケ。8分間 タクトを下ろすことはなく連続演奏であったが3部か4部の構成になっていたと思う。疾走感と爽やかさを感じる素敵な曲でした。

 

全体的にそうなんだけど、今回のコンサートは(も)、一度も集中力が切れずに、気づけば終わっていた、終わってえ?もう終わり?と、すべてが短く感じる公演だった。

引き込まれ、展開に圧倒され、感嘆している間に終っている。

終わってから、え、すいません、ちょっと頭が付いていけてないので、もう一度演奏してもらってもいいですか?それか後日動画出してもらってもいいですか?という感じ。

 

固定カメラもカメラマンも入っていたので、ぜひ動画で公開していただきたい。

おそらくD'sのトリッキーな動き?と最後の新曲は動画にしてくれるんじゃないかなぁと思っているが。あくまで希望的観測

 

アンコールは”とある”

弾きなれた曲でのびのび弾いていた。

SNS感想の声の中で「場慣れしていない彼」のことが上がっていたが、確かにそこもオモロだった。

最後彼が三脚のままカメラをオケの方に向けるとオケメンバが寄ってきてジェスチャーするw

そして観客、オケが互いに手を振り合うという”斬新”な演出?w

”かなフィル”のノリの良さとフレンドリーさが始終感じられた公演だった。

演奏は圧倒される迫力と美しさ。演奏もそれ以外での対応も、すべてがプロだった

 

始まる前も後もずっと「楽しさ」と「笑い」、そして「幸福」を感じていた

冒頭に貼った”かなフィル”のツイに深く共感する

「楽しい」と思う事がすべてでありそれが正義

この企画をしてくれた人、演出してくれた人、演奏者、すべての人に感謝です。

 

 

この企画は彼にとっても「コラボ」の一つ

コラボの意義はWin-Winであること、シナジーを生み出すこと

同じ音楽でもジャンル違い、活動の場の違いを超えての初コラボ

インスタの言葉「刺激的」

互いに刺激ある内容、クラッシックファンにも彼のファンにも「知らない」世界、まだまだ「面白いこと」ができるポテンシャルを感じさせる

「次」があるとしたらなんだろう。彼が演奏している他の音ゲー曲やZeppでのオリジナル曲もD'sシリーズもいいな。

関わり深い自治体とともに、この「ご縁」も深くなっていくことを期待したい。

神奈川フィルハーモニー管弦楽団 on Instagram: "県民名曲シリーズはポップスやミュージカル、さまざまなジャンルのアーティストとのコラボにより、オーケストラをより身近に感じていただけることをテーマにしています。昨日の公演はユーチューバーでピアニスト、作曲家のよみぃさんとの初共演! とても刺激的な公演となりました!指揮は和田一樹さん! #よみぃ #よみぃピアノ #神奈川フィル #和田一樹 撮影:平舘平"331 Likes, 4 Comments - 神奈川フィルハーモニー管弦楽団 (@kanagawaphil) on Instagram: "県民名曲シリーズはポップスやミュージカル、さまざまなジャンルのア�..."リンクwww.instagram.com

 

 

 

 

余談

 

 

 

席の話

ちょうど左右ど真ん中、1部はジャスト指揮者の後ろ姿を正面にオケ全体が良く見えた。2部はピアノの屋根で指揮者と一部奏者の姿が見えなかったが、彼はよく見えた。

なんせ素人なのでどこが良いのかわからない。目線的に若干上向きだったので、少し首がつかれた。映画館と同じで見下ろす方がいいのかもしれない。

 

少しブロックで空いていた席もあったが(おそらくなんだかの理由でブロックされていたのだろう)振り返ると後ろも上もほぼ満席。観客の反応も後ろからの方が見やすいので、そういった雰囲気を見たければ後ろもあり。彼の細かい表情を取るか(挙動はどの席でもわかるので)、会場の雰囲気を取るか、かな。

 

最後の曲が終わった時、手を挙げて最大限に拍手を送っていたおじさんがちらほらいた。彼のファンなのだろうか、それともクラッシックファンなのだろうか

わからないが、”おじさん”からの熱い称賛もなかなかほほえましかった

 

 

 

チラシ

クラッシックやダンスなど、束になったチラシをもらった。

世の中たくさんのコンサートが開かれているんだなと改めて知る。

オケ、ほんとに良かったですよ。もしかしたら曲目や時間などもあるのかもしれないけど。せっかくなので他もちょっと行って見ようかという気になりました。

これもこの公演がなかったらそういう行動にはつながっていない。

早速もシナジー効果に乗せられたか。

 

3つほど申し込んでみた。ウィーン少年合唱団、チェロ、藤田真央さん

少年合唱団は実はウィーン現地で1度聞いたことがある。世界会議のレセプションだったので集中して聴けず、もう一度ちゃんと聞いてみたいと思っていたところ

チェロは音が好きだったんだけど、わざわざコンサートに足を運ぶというところまでには至っていなかった。今回のことで行ってみようという気になった

藤田真央さんは先のTV情熱大陸を見て気になったピアニスト。何が気になるかって少しコミュ障気味なところ。そういった天才のアンバランスさに自分は惹かれるのかもしれないw

会場の片隅で、って思っていたのに、チケット販売を見たら、1万5千と1万8千円の席しか残っていない。末席(6千,8千,1万2千円)から埋まっていくという事か?ちょっと迷ったが、これを逃したら次は来ない(自分のモチベとして)と思い席を見て決めた。

 

まだ発売になっていないが、パイプオルガンとガルシアガルシアさんも申し込んでみようかと思う。

どさくさに紛れてカミングアウト?すると、クラッシックピアニストの中で一番気になっているのは黒岩航紀さん。ただ本格派でハードル高すぎるので、「その時」が来たら(一生来ないかもしれないがそれも「縁」)トライしてみようかとひそかに思っている。←公言、まったく「ひそか」ではないw

しばらくは温めておくかと

 

 

 

 

 

 

 

余韻冷めやらぬ中での乱文、お許しを