椰子の木や世界地図を模った人工島を建設し、そこの家を世界中のセレブが買っている、
という話がニュースになったのは、1,2年前の話。
もはや、椰子の木、世界地図どころではありません。
下の写真をご覧くださいませ。
第一問。
左のThe Palmの左側に見える、角みたいなもの、何をイメージしたと思われますか?
答えは・・・・
Leafだってよ。
隣に椰子の木があるでしょ?だから、椰子の木の葉っぱ。
葉っぱが落ちちゃったってこと?
それにしても、木より葉っぱの方が大きいってどういうこと?
続きまして、第二問。
真ん中のThe Palmの右側にあるThe World の周り(ぐにゃぐにゃしたもの)何をイメージしたと思われますか。
答えは・・・
Universe だって。宇宙よ、宇宙。
はぁ、もう勝手にしてください
こんなのをデザインする人はもちろん、採用する人は何を考えているのかね?
何においてもNo.1を目指す、ドバイ。
No.1にならないと気がすまないらしい、ドバイ。
でも、趣味をちょっと疑います。
これだけ注目されているのなら、次から次に何かを建設するのではなく、
これからは、サービスの向上に努めていただきたい。
今のままでは、せっかくドバイに興味を持って遊びに来てくれた人たちをがっかりさせちゃうわよ。
どこに行っても、工事中で空気が悪いし。
ホテルやレストラン、お店、電話応対のサービスの質も低いし。
高級なイメージとは裏腹、ほとんどの労働力を外国人に頼るドバイではサービスの質は決して高いとは言えない。
「別にー、ここで、ずっと働くわけじゃないしー、お金が溜まったら国に帰るしー、私が頑張っても頑張らなくても、
同じでしょ?だったら、頑張るなんて無駄、無駄」って思ってない?と聞きたくなる人がたくさんいます。
お客さんが一人もいない店では、店員さん、普通に長電話、なんて当たり前の光景。
どこかのお店では、店員さんが隣の店に遊びに行って、かなり待たされたことがあった。
日本だったら、いつ、誰に見られているかわからない!という緊張感を持って、
どんなに暇でも働いている振りをするけどね?
姉に聞いたけど、ドバイへの旅行ってパッケージでも高いんだってね。
5つ星ホテルのビーチの目の前で工事をやっていたり。
ワインのボトルをあまり開けたことがないウェイターさんが、緊張しながら、何分もかかってコルクを抜いたり。
理解し難い説明で、頼んでないものを頼んだことになったり。
高いお金払って、しかもせっかくの休暇で、そんなことは期待してないはず。
石油が底をつくのがわかっているなら、観光は大きな収入源よ。
もっと頑張って、ドバイ。