胸に埃みたいにうっすら積もった言葉は
吹き飛ばせば消えるように感じていた

それは間違いだった

吹き飛ばした埃みたいな言葉は
やっぱり埃みたいだからか
心の片隅に集まって大きく大きくなってきた


みないふり、は無理みたい
だってもう埃なんていってるけど
大事な言葉の塊だから


さあ、埃を掃除しなくては








美峰