音楽配達人さんがどこからともなくやってきて
私に言うのよ

「お届け先は?」

栗色の髪を揺らして
手を耳に添える

準備完了

あとは私が唄えば届けてくれる

私はそんな配達人さんにみとれて
唄を迷子にさせた
口を衝いた音は

「お届け先は、あなたに」

ら ら ら と唄う唄は
ありったけの恋の唄に
私の五感すべてをあなたに
喉を震わしくちびるから出てくる
すべては

音楽配達人さんへ!




























勝手にごめんぬひびきたん!orz



美峰