セッションの終わりに、時々聞きます
「自分なりにやってみます」

これねぇ、なかなかに便利で前向きさを感じさせる、使い勝手のいい言葉ですよね

 
私で考えて、決断します
責任を持って!

ってことですよね


なんたけども、自分なりに…のその後で

「なんで私ばっかり」

「こんなはずじゃなかった」

「今まてと変わらない」
 

そう感じ始めたら、「自分なりに」の「自分」を間違えていたのだと気付きましょうね

 

自分なりにやってみます、は
「自分で考えて、選択して、行動する」こと
その決定と行動は「自分の責任において」ということなのです

ありのままの本来の私が
そのままの状態で生きていく

その選択を重ねて生きていきます


そういう意味なのです



なのに、後で後悔が浮かぶのは
「ありのままで生きるという意味(宣言)」をしたのだと分かってないからなのです



なんだけど、

 

「自分なりにやってみます」
って、セッションを終える方は結構多くて
 きっと、言いたくなるんだろうな、と毎回思うんです



なんでだろうね
考えたことありますか?

きっと、「これから頑張るぞ」的な
前向きな気持ちなんだろうとは思うけど…


ちなみに、私は
「自分なりに今の話を解釈して、受け取れるところを受け取って、変えられるところを変えていきます」
そんな感じだった気がします

振り返ると…



だって、わたしとあなたとは違うし
そんなことを言われても無理なものは無理だし
できる限り頑張って、私なりに出来てる

その気になればいつでも挽回できるし
やる気になればすぐにでもできる

だから、「私のペースで、私の心がその気になったら、私なら出来るはずだからその時にはやります」

 という意味の

私なりにやってみます

 だと思いますよ
少なくとも、私はそうだった…🤣


 
でも、それで、手に入れたい現実が手に入ったか?
というとそんなことはなかったし

自分が決めるべきことを後回しにして、良い結果に繋がったかと言われると…そんなことありませんてしたね

それも必要だった、といわれると
【タイミングはその時】を知るために、何度もおんなじことをやってきた気はします


やれやれ。何も分かってなかったね
なにより、自分のことを…って感じです
 

 
だから、今では
メッセージだけではなく、鏡写して私を映してくれ、教えてくれる人たちに感謝してますし
なんなら、「もうやめたい!」って、安定にすがっていた頃に思わせてくれたヤナヤツにも、それなりに感謝してます(いや、未だに嫌いだけども)

そうじゃなきゃ
私がわたしのことを分からなかったんだな、と
決められなかったんだな。変われなかったんだな。と思ってます

自分なりに(イタイところを後回しにして)やってきたために…


なので、私は
「自分なりにやってみます」
って言葉をセッションの後で言われると
自分の非力さにちょっと切なくなるのです

まぁ、それもまた
その方の選択ではあるのですけれども
「その時が来たら…」
って思ってる限り、その時に自分自身で気付くことはありません

誰かによって、何らかによって
気付くのです


私は私の選択と決断に信頼をおいて、ありのままに生きます

それが出来るなら
「私なりにやってみます」なんだと思います


だからね
わたしも「言われたことはやってみる(小さなことでも)」を大切にしています


全ては、「わたし(自分)から」
それが一番早いのです

だからこそ、私はカウンセリングセッションのスタンスを大切にしているのです
リーディングしてのメッセージが溢れそうなら、先にダーッとお伝えはしますが
そのあとは、自ら自分の心から引き出してほしいので


カウンセリングセッション
いかがですか?