薬膳講習2日目です

少しづつ周りの生徒さんたちと話したりして皆さんいい方ばかりです

薬膳のお料理教室に通っていて興味をもって来られていたり

すでに色々と詳しい方もいたり私もがんばってついていかないと~ダッシュ


今回は気・血・津液(しんえき)と蔵象学説まで勉強しました

ここが中医学ではキーポイントになるそうなので

気血津液と蔵象学説を繰り返し学んでいくそうですかたつむり


中医学の理論は鳳(オオトリ)先生ですが

とても魅力的な講義をします、解りやすく噛み砕いて教えてくれるので

本当に楽しいですよ~にこ本当によかった~Wハート


さてさて前置きはこのくらいにして本題に入りましょう


2日目 気・血・津液


気血津液とは⇒臓腑や経絡など組織器官が生理活動するための

          物質的基盤であり、人体を構成する基本物質である


気とは・・・オーラ、陽気、動くもの、軽い、機能的


中医学では「気」がすべてを動かしていると考え

「血」も「津液」も「気」によって動かされていると考えます


「気」は人体を構成し、生命を維持する最も基本的な物質、

ありとあらゆる所に存在し時間も距離もない

最微小の物質ではあるが物体としては存在しないもの


中医学では気を制覇したら8合目というくらいに「気」が重要なんだそうです


生命は気より生じ、その気を「精気」という


人体の気は「先天の精」という父母から受け継いだもの「後天の精」飲食物から得た”水穀の精微”と

        呼吸によって取り込まれる”自然界の精気”(酸素など)”によってつくられる

   

先天の精:父母からもらった精気、持って生まれた生命力・・・腎に蓄えられる


後天の精:水穀の精微・・・脾胃の働きにより飲食物からつくられる

       自然界の精気・・・肺の呼吸によって取り入れられる


        ※気の生成に係わる臓腑は 脾胃(ヒイ)・肺・腎 である


「気の働き」

1生理機能・推動作用(すいどう)⇒血の運行や動かすもの、スイッチのようなもの

2温煦作用(おんく)⇒温める・気は熱を出す身体の組織を温め、体温を維持する

3防御作用⇒毛穴を広げたり閉じたり、邪気が入るのを防ぐ、抵抗力

4固摂作用(こせつ)⇒血が血管からもれないようにしたり、津液の過剰な分泌の調節

5気化作用⇒モノの変化、消化吸収



「気の分類」

1元気(ゲンキ)・・・原気、真気とも呼ばれ生命活動の原動力、人の生命力、元の気、

           人体の成長や発育を促す成長ホルモンのようなもの

2宗気(ソウキ)・・・胸中に集まる気、呼吸でリズムをつくる呼吸の気、言葉や声、脈拍のリズム

3営気(エイキ)・・・血と共に流れる気、水穀の精微から生じ血液成分となり全身を栄養する

4衛気(エイキ)・・・脈外を流れている気、肌表面を防御し外邪の侵入を防ぐ、

5生気(セイキ)・・・抵抗力、邪気をはねかえす気、イキイキとした気力


「気の運動形式」

気は全身の上下内外あらゆるところに存在し、たえまなく動いている

気の運動形式を「気機」と呼びその運動形態は「昇・降・出・入」に分けられる


気は出たり入ったり上にも下にも動いているものという意味


気は沢山あっても良いが、溜まってしまったり、張りすぎて緊張してしまったり

バランスが大切です、、滞るとバランスが悪くなるのでイライラ、ムカムカ

気が張りすぎたときには泣く事で気がでていくと「泣いてすっきりした」

悲しい事があって「泣いてばかりいて気が滅入る」⇒気が減って病気になる


気といってもものすごい細分化されていました・・・・


血、津液は又明日にします・・・お疲れ様でしたにこ




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