打ち合わせが早く終わったので、

横浜美術館で横山大観さんに会ってきた。


横浜美術館、
近いけどあまり行かなんだが、
常設でレオナール藤田に関する展示もあるんだね。



マン・レイの実験映画のような三分間のショートフィルムの前で、ぼーっとしてみて、、
誰もいないからベッドのようなソファーに寝転んだ。

作品としてや、映像の善し悪しはともかく、
モノクロの、
計算なしのなんだけど、
計算された何かをやろうとしている気合いに気持ちよく引き込まれて、
飲み込まれて気持ちよかったな。


あまり、美術館とか行ってないし、いわゆる色んな芸術作品とかも見たことないからこの一年は意識して行ってみようかと思ってるんだ。


ダ・ヴィンチ、
ピカソ、
レオナール藤田、
ジャン・コクトー、
あたりは、
仕方がないんだよ、
迷わず行く。


しょうがないんだ。
彼らは。





横山大観、実は凄く期待していたわけでもなく、
しかも今素直な気持ちで観ることが出来るかわからないから、
どうかな、
と少し思ってたんだ。


が、
よかった。
だから、
よけいにさらりと行ってよかった。

いろいろ入りすぎると動けなくなったり、しゃべれなくなったり、生活無能者になるおそれもあるじゃない?
ん?

…?






レオナルド・ダ・ヴィンチ、
そろそろまたドーンって何かやりませんか?
キュレーターの皆様。


朝一でいくよ。
一日いるかな。


横山大観さんの、青が蒼が緑が頭から離れなくて、大変幸せ。
色に狂いそうです。
幸せです。



昨日お教室にいらしてくださった生徒さんで、私のマニアックな投稿のファンでいてくださる方がいました。

以前書いたボリス・ヴィアンのことや、トルストイとか宮澤賢治が登場したりしていた記事に偉い喰いついていました。

嬉しかったな。
最近時々、その辺のマニアックネタを何度も繰り返し読んでます、と会うやいきなり言われたりするんだけど、
嬉しいものです。
お会いして、泣いていた方にはこちらがなぜかこちらも泣きたくなりましたが。。


実は、
あまり本も読んでいないんだ。
特に最近は全然読まない。

ただ、
そろそろ、
ボリス・ヴィアンや、
ボネガッドあたりを引っ張り出してくるかな…


作りすぎて、
創りすぎて枯れてきたら、
レーモン・クノーあたりを引っ張り出してくるのもよいかな、、、


まだ何も創れていないから、こんなこと言うのはおかしいか。

いや、おかしいのはいつもか。



書を捨てよ?
それは、読んでばかりの方に言うセリフね。
寺山修司さん、私はちょっと入れた方がよいのだよ。

街に出よう。
は、
しなきゃいけないとは思ってるがね、
寺山さん。


昨日、お菓子教室をしたキネクラブさんの本棚に、一冊だけ三島由紀夫があって、、
それを見て、
松岡正剛さんならどう並べるか、なんて急にこの本棚に興味が湧く。
横一面書籍で少しドキドキしていたんだ。
色んな人に観られてる・聴かれてるな、、と。
三島さんなんて、仁王立ちしてそうだし…


ここに数日巣を作り、本と共に過ごす、、
という仮想空間今一瞬飛んでみた。
凄いね。
一瞬でもかなりリアルなトリップ。



横山大観さんにお会いしてきましたよ、
な、
お話。

になってないなぁ…。


さて、この二日は、マシーンになります。
オーブンさん、よろしく!




大観さん、よろしく!

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