1月9日に小田急1000形(リニューアル車)が営業運転を開始しました。

今回、リニューアル第1号は、1066Fです。



10号車


9号車


8号車


7号車


更新は、小田急エンジニアリングが担当しました。


吊り革は、三角型ではなく丸型です。
吊り革の掴まる所は、白ではなく水色に変更しました。


照明は、LED照明です。


座席は、一般席は、ロビンスブルー、
優先席は、ルベキュラーグレーです。




案内表示装置は、LED表示器です。
4000形と同じ2画面です。
今回初めて駅ナンバリングを表示するようになりました。




10号車と7号車の先頭部分には、車椅子スペースを設けました。


天井には、風をイメージした、青のラインが入っています。


床は、木漏れ日をイメージしています。
また、傘などのすべり止め板を新設しました。
(すべり止め板の写真は、座席の写真に載せています。)


空調装置も変わりました。
乗車率に応じた風量調整が可能になりました。


扉も変わりました。
車内の扉は、木目デザインです。




運転席は、なんとコクピットです。
速度計がデジタル化されました。

7号車、1166F
1166Fは、元地下鉄線に乗り入れをしていたので
乗務員室の中にある非常通路の鍵の部分と
ツマミ(ロック)の部分の跡が残されていました。


10号車、1066F
まさにコクピットのような運転席です。


中間部分にあった窓は、ステンレスで埋めていました。
車内は、3000形、4000形に付いている広告があります。


ドアスピーカーが付きました。


ドアランプも変わりました。


「OER」ロゴが残っていました。


中間で連結している所は、次の号車を表示するようになりました。


方向幕がフルカラーLEDになりました。


この他座席両端に袖仕切り大型化、
走行音は、世界初SICを搭載したVVVFインバータなどがあります。

今回のリニューアルは、ワイドドア車を除く124両が更新されます。
是非、この機会にリニューアル車1000形に乗ってみては、
いかがでしょうか?

最後に1000形と同世代に製造された車両です。
10000形と20000形です。
ハイデッカー構造で世代に合わなくなった為2012年に引退しましたが、
現在は、一部の車両が静態保存されています。


是非、一度車窓からご覧になってみてはいかがでしょうか?