今回も　Carl Zeiss Sonnar 180mm F2.8 です！

Sonnar 180mm F2.8 をどんだけ持ってるの！！！って怒らないでください

これは，ヤシカコンタックス用のT*レンズで，例によって，独身時代の遺産です

このレンズは「オリンピアゾナーがフローティングメカニズムを纏って再び登場！！」とかなんとかの口上で華々しく，，でもないか，，売り出されたものです．

レンズ構成は本家のオリンピアゾナーとはかなり違うようです

これを持っていたので，オリンピアゾナーの本家本元を体験したくてJenaのレンズを買ったのでした

今回写してみるにあたって，点検してみると後玉にカビと思しきくすみが！！クリーナーで拭き取るときれいになりました

で，例によってα7Sにアダプター越しにつけてお散歩しながら撮ってみました（全て絞り開放のF2.8で，機械式先幕シャッターです）

まず，遠景から，，，

濡れているような趣ですが，ピントが合っているところはシャープかつ繊細です

次に，中景，，

これも，しっとり感がありますね

クローズアップは，，，

ディティールが細かく表現されてますね〜．あんまりしっとり感がないのはなぜでしょう？

コントラストが高く、色鮮やかですね

逆光は，，

すこ〜しフレアとゴーストが出てますが，悪くないです

無限遠にピントが合っているので，手前の電柱は少しアウトフォーカスです．それが「濡れ」の原因でしょうか．．ジャストピントから少し外れたところが濡れるのでは？？

クローズアップはピント面が薄いので，すぐに大きくボケてしまい濡れたような部分がないのではと思います

今日は雲がドラマチックだったので，もう少し，，，

いいですね〜〜

Nikonの端正さに対して，Zeissのレンズにはドラマがあります

ある意味，それだけ暴れているとも言えるのですが，，，

本家のオリンピアゾナーと比べると，こっちの方が芸術的というか奔放です

本家の方が端正な感じがしますね（本来報道用のレンズとして作られたものであるため，ある意味Nikonと共通するものがあるのかもしれません）

前にも言ったとおり，私は記録を取っているのではなく，楽しんで風景を切り取っているのですから，いろんな筆：レンズを楽しみたいと思います

オーディオも然り，歪も自分にとって好ましければ「よし」，です！

他人の評価に惑わされず純粋に自分を楽しみたいと思います

では，また次回

Sonnar 180mm F2.8 T*