前回は、AM放送とFM放送の違いを通して、音質の良いFM放送への切り替えが必要なのかお話ししました

 

 ラジオ放送で、音質が良いことにメリットを感じるのは、ラジオを聴いているリスナーですよね

 では、放送局側のメリットってあるのでしょうかうーんはてなマーク

 

 音質を良くしたからといって、視聴率も収入も増えるとは思えません

 やはり、AM放送をやめてまで、FM放送に切り替えたい大きなメリットがあるはずです

 

 今回は、音質以外にも、FM放送への切り替えが必要な理由があるのか、放送設備に着目してお話しします

 

 

 

 

 

メモ いくつかの視点でまとめてみます メモ

 

 

 

宝石ブルー放送スタジオ宝石ブルー

 

 ん~

 これはね

 AM放送・FM放送関係なく、「お部屋(スタジオ)」も「機材」も、ほぼ一緒と考えていいですよね

 これは、切り替える理由にならないかぼけー

 

 

 

宝石緑放送休止宝石緑

 

 放送休止について調べて見ましたが、AM放送・FM放送関係なく、ほぼ全ての放送局は、週に一度、同じ時間帯で放送休止を行っておりました

 日曜日25:00-29:00(月曜日1:00-5:00)

 これも、切り替える理由にならないねぼけー

 

 

 

宝石紫電波の出力宝石紫

 

 AM放送とFM放送、電波の出力を見ると、大きく違うことに気づきましたアセアセ

 

 キラキラAM放送は最大送信出力が500kW

 (送信出力の限界ではなく、海外では、それ以上の出力で放送しているようです)

 

 キラキラFM放送は最大送信出力が10kW

 (電波の特性により、この値が上限のようです)

 

そう

 AM放送の送信出力:(超)大出力

 FM放送の送信出力:小出力

 

 

 

ちょっと待って

手

 

 

 

 AM放送って、遠くまで電波が届くって書いてたよね📡

 それでも電波の出力は、AM放送の方が大出力なの?

 

 単純に、電波のカバーエリアで見ると

  クリップ AM放送の送信所:1カ所   ← 済む

  クリップ FM放送の送信所:複数カ所  ← 必要

 

 送信所を増やす必要があるのなら、FM放送への切り替えを推奨するのは割に合わない

 これは、何らかの「カラクリ」がありそうです

 

 

 

宝石赤送信設備宝石赤

 

 送信設備と言えば、まず先に思い浮かぶのがアンテナ 📡

 ラジオを送信する、送信アンテナですよね 📻

 

 では、送信アンテナについて調べてみます

 

 ここでは、わかりやすく(?)東京都内を例とします

 各放送局で作成された番組は、日本電波塔(東京タワー)と東京スカイツリーから送信されております🗼

 (これくらいSEIも知っているよ)

 

 

 

++++++++++

東京タワー

++++++++++

 

 

FMラジオ放送

 

 📻TOKYO FM

  周波数:89.7(MHz)

  空中線電力(出力):10kW

 

 📻interfm

  周波数:80.0(MHz)

  空中線電力(出力):10kW

 

 

 なお、予備用(東京スカイツリーから送信出来なくなった場合)として、以下の放送局が放送できるように準備しているようです

 

 

地上デジタルテレビジョン放送】ー予備

 

 📺NHK(総合)

  物理チャンネル:27ch

  空中線電力(出力):10kW

 

 📺NHK(教育)

  物理チャンネル:26ch

  空中線電力(出力):10kW

 

 📺日本テレビ

  物理チャンネル:25ch

  空中線電力(出力):10kW

 

 📺テレビ朝日

  物理チャンネル:24ch

  空中線電力(出力):10kW

 

 📺テレビ東京

  物理チャンネル:23ch

  空中線電力(出力):10kW

 

 📺TBSテレビ

  物理チャンネル:22ch

  空中線電力(出力):10kW

 

 📺フジテレビ

  物理チャンネル:21ch

  空中線電力(出力):10kW

 

 

 

FMラジオ放送】ー予備

 

 📻NHK-FM

  周波数:82.5(MHz)

  空中線電力(出力):5kW

 

 

 

 

 

+++++++++++++

東京スカイツリー

+++++++++++++

 

 

地上デジタルテレビジョン放送

 

 📺NHK(総合)

  物理チャンネル:27ch

  空中線電力(出力):10kW

 

 📺NHK(教育)

  物理チャンネル:26ch

  空中線電力(出力):10kW

 

 📺日本テレビ

  物理チャンネル:25ch

  空中線電力(出力):10kW

 

 📺テレビ朝日

  物理チャンネル:24ch

  空中線電力(出力):10kW

 

 📺テレビ東京

  物理チャンネル:23ch

  空中線電力(出力):10kW

 

 📺TBSテレビ

  物理チャンネル:22ch

  空中線電力(出力):10kW

 

 📺フジテレビ

  物理チャンネル:21ch

  空中線電力(出力):10kW

 

 📺東京メトロポリタンテレビジョン

  物理チャンネル:16ch

  空中線電力(出力):3kW

 

 

 

FMラジオ放送

 

 📻J-WAVE

  周波数:81.3(MHz)

  空中線電力(出力):7kW

 

 📻NHK-FM

  周波数:82.5(MHz)

  空中線電力(出力):7kW

 

 📻TBSラジオ(FM補完放送)

  周波数:90.5(MHz)

  空中線電力(出力):7kW

 

 📻文化放送(FM補完放送)

  周波数:91.6(MHz)

  空中線電力(出力):7kW

 

 📻ニッポン放送(FM補完放送)

  周波数:93.0(MHz)

  空中線電力(出力):7kW

 

 

 ん!目

 ここでSEI気づきました

 

 放送しているのは、「テレビ放送」と「FM放送」のみです

 

 AM放送はどこに行ったビックリマーク

 

※すみません、短波放送(ラジオNIKKEI)は別とさせて頂きます

m(._.)m

 

 調べてみたところ、AM放送は、別の場所から送信しているようです

 では、どこから送信されているのか

 

 

 

 

 

+++++++++++++

AMラジオ送信所

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 📻TBSラジオ

  埼玉県戸田市

  周波数:954kHz

  空中線電力(出力):100kW

 

 📻文化放送

  埼玉県川口市

  周波数:1134kHz

  空中線電力(出力):100kW

 

 📻ニッポン放送

  千葉県木更津市

  周波数:1242kHz

  空中線電力(出力):100kW

 

 

 在京AMラジオ局3社

 同じ場所(地域)から送信していると思っておりました

 が、別々の場所から送信していました

 

 

 

 

SEIの疑問

はてなマーク

 

 

 テレビ放送・FM放送は、同じアンテナを利用して(電波を)送信しているのに

 AM放送だけは、別々の場所で(電波を)送信しているのか?

 

 

 ここを調べることで、AMラジオ放送局が、FM放送へ切り替えたい理由が見つかるかもしれません物申す

 

 

 話が長くなりましたので、今回はここまでにします

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続きはまたバイバイ

 

 

メモメモメモメモメモ

 この記事は、SEIが自分なりに調べた内容と、勝手に解釈した内容で記載しております。

 内容に誤りや、誤認識等あると思いますので、あくまでも個人的な記事として見ていただくか、間違え等お教えいただければありがたいです。

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