まさにそれは
「雨」だった
その「雨」は
舐めたように
街を焼き尽くした
舟も燃えた川も燃えた
人々は燃えながら死んだ
紅蓮の炎は恐ろしく美しかった
(↑東京都中央区日本橋浜町 隅田川と「新大橋」)
ねぐらを探して
茨城県稲敷郡長竿村に辿り着いた
灯りの灯る戸をたたき
「一夜軒先を…」と乞う目の前で
戸は次々と閉じられた
黒いビロードの
焦げたワンピース1枚で
裸足で
母と歩き続けて
夜が明けて
筑波山が美しい紫色だった
丸太でつっかえ棒をした
一軒の傾いた苫屋をみつけた
神さま
あの時は
「本当にどうもありがとう!」
今でも感謝しています
紅蓮の炎の「赤」は美しかったし
「紫色の筑波山」も美しかった
だけど
も一度見たいとは
思いません!
「詩」もさることながら
「朗読」が素晴らしかった!
悔しさと
悲しみと
それを超えた
逞しさ!と
強い思い!と
若さ!
昨日も私は泣きました。
102年もの間
反共の嵐に屈せず
「戦争反対」を叫び続けている
日本共産党を
心底信じます
どう考えても
「世界平和」の実現は
『平和外交』しかありません!