あなたのお父さんはどんな人?
「キミは今朝の社説を読んだかね?」
(小学生の私が読んだところで分かる筈ないでしょ!)
…と、思いながら…
『いいえ』と、答えた。
「実に重要なことが書かれていた。
あとで、読んでみたまえ。」
「キミは、○○のカレーを食したことがあるかね?」
(こどもが一人で外食する筈がないでしょ!)
…と、思いながら…
『いいえ』と答えた。
「それはいかん。
土曜日の昼、店(父の職場)に来たまえ。
馳走しよう!」
『はいっ♪』
父は私をこども扱いしたことがなかった。
お弁当を持って
父と博物館へ行ったことがある
お昼、博物館の休憩室で向かい合って、
父とお弁当を食べた。
ご飯+焼海苔+ご飯+甘い炒り玉子
端っこに
ワカサギの佃煮
お弁当のおかずは覚えているけど、
展示物について
父が熱く語っていた内容は
なにも覚えていません。💦
戦争になって
戦地へ赴き
無事帰還したけれど
マラリアに苦しめられ
マラリアが回復しても
毎晩、夜中にうなされていた。
明治生まれの亡き父が最期に言ったことば
「人間、なかなか死ねないものだなぁ…」
父は早く死にたいと思っていたのだろうか…
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