4月グランドホテルでの結婚披露パーティー会場へ納入するためのウエディングケーキが完成して、

ケーキを3段積み重ねて写真撮影をしていたときです。

ぐらぐらぐらぐらぐらぐらぐらぐら

めまいかな?

それは長くつづきました。

積み重ねたケーキも揺れている…

地震と気づいてテレビをつけました。

 

 

電話 メール 不通

通信手段が絶たれました。

 

パソコンは

私が住んでいた地域だけネットがつながらなくなっていたので

やむを得ずフィーチャーフォンでSNS

繋がったのはTwitterとmixiだけ。

 

1年前から始めていたTwitterであちこちへ安否確認

次から次と情報が飛び込んできました。

その内

たくさんの方が口々にツイートしました。

「公式サイト以外はリツイートしないようにしましょう!」と。

デマを広げない為です。

私のネット環境は冷静沈着な人達の集りでした。

 

テレビの画面からは

前日思い出していた東京大空襲さながら

火と水の違いで、それは大空襲さながらの地獄絵図でした。

 

そこへもってきて原発事故です!

あのとき

お亡くなりになったご遺体を引き取ることもできなかったのです。

いまもまだ行方不明の方もいらっしゃるのだとか。

汚染土の処分もできていない。

 

助けたいけどなにもできない

自分はなんにも世の中の役に立つことができないと自己嫌悪に陥ったツイートもたくさんありました。

 

自分の気持ちに言い訳するように

避難場所や食べるものが手に入りそうな情報をリツイートし、

僅かなお金を義援金や支援金の箱に入れた。

僅かな寄付はいまも続けている。

死ぬまで続けても

それは 僅かだということに変わりはない。

焼け石に水だということもわかる。

 

これは政治がやらなければいけないことなのです。

 

札幌市では

被災された方々の宿を提供し

こども達を預かるところもできました。

トラックに日用品を積み込み、福島へ運びトラックごと寄付してきた企業もありました。
 

あのときから

あらためて

どう生きればいいのかを自問自答

 

3/11 のあとからも

大きな災害はつづき

更に

コロナ禍となった

 

 

犠牲になった方々が安らかなることを祈り

被災した方々に安心安全な暮らしが保障されることを切に願います