一日が終わろうとしているこんな時間に
ふと 思い出しました♪
自営業でスポーツ品卸をやっていた頃のこと。
ゴルフ場にレンタルシューズも納めていました。
ある日
出門英さんが北広島のゴルフ場で履いた靴が気に入ったと、電話が入りました。
「靴を別注したいんですけど、お店どこですか?」
当時 道庁に売店を出していましたので、
「小売りは道庁でやっております」
するとヒデさんは『「どうちょう」って、道(みち)の町(まち)ですか?』
それが私が聞いた出門英さんの最初で最後の声でした。
「いいえ、北海道庁の・・・(笑)」
道庁売店にいらしたヒデさんの足のサイズを
夫が採寸してメーカーから上がってきた時には
「すぐまた札幌へ行きますので、そのとき受け取りにいきます。」
と仰ったヒデさんの若い命ははかなくも天に召されて…。
ゴルフ靴は
足のサイズが同じだったマネージャーさんに引き取りにきていただきました。
たまにふと
あの「道の町ですか・・・」を思い出すのです。
そして聴くのは
≪愛情物語≫
おやすみなさい