プロフィールの
「シュガークラフト作家です」を「……でした」に変えようかなぁ…
いっそのことシュガークラフトを全部外そうかなぁ…
その前に初心に帰って
無心につくってみよう…
『ベビーシューズ』はシュガークラフトを始める時
最初につくります。
“くつは幸せを運ぶ”
完成はこれ↓
リボン以外全部食べられますけど、食べません。
パウダーペースト 200g
水 22㎖
きっちり 222gのペーストができました。
2は私のラッキーナンバー

薄くのばして靴底を型で抜きます。
抜き型は世界共通です。
くつの本体を型で抜きます。
水か卵白で接着します
アイシングを絞り袋に入れて
1番の口金で飾り絞りをします
直径5㎜ほどの小さな薔薇をつけ
3㎜幅のリボンを蝶結びにしてアイシングでつけます
黙々とつくる
今はこれしかありません。
ピラミッドの底辺に暮らす庶民が
権力を持たない人間同士が
慰めあったり
励ましあったり
募金しあったり
僅かな寄付をしたり
そんなことではおっつかないところまできているのでは?
分裂したり
罵りあったり
傷つけあったり
もはや
そんなことをしている段階ではない
コロナ禍
頑張れなんていう言葉が上滑りする
お互い頑張りましょうなんてもう空々しい
滅多に外食をしない私が
久しぶりにお店を覗くと
お客は誰もいなかった
ソーシャルディスタンスの心配なんて虚しい
テイクアウトのお料理を2人前頼んで、コーヒーを一杯飲んだ。
「頑張ってください」という言葉をコーヒーと一緒に飲み込んで
店を出た。
東京で、毎朝毎晩 通勤ラッシュに揉まれて通勤しなければならない娘に
北の札幌から思いを馳せる。
ガラ空きのライナーを見送った後、ぎゅうぎゅう詰めの電車に乗る我が娘を想像すると
胸が潰れそうになる。
体の水分が全部涙になってしまった気がする
血液はパッと燃え上がるガソリンになった気がする
もう
「頑張れ」を云うのはやめよう
「頑張りましょう」と云うのもやめよう
「さっき スゴイ雷鳴ったでしょー!」
「なんか札幌も梅雨みたいね」
「今日は混ぜご飯にしようと思うのよ」
なんていう
他愛ない会話でやり過ごそう
でも
誰かが立ちあがったら
老体に鞭打って便乗する覚悟はできている