「日本一長く服役した男」杉本宙矢・木村隆太 共著 

この本を或る方から紹介してもらい、早速読み終えた。

木村隆太氏はNHK福岡放送の報道部ということで、知り合いに連絡し、一度お会いしてみたいと思ったが、すでに現在は東京勤務になっていて残念です。

 

 

30年以上、刑務所で暮らすとは、一体どんな感覚になるのだろうか。

 無期懲役囚の受刑態度というのは、大きく3つに分かれるという。

「1つには、更生なんてどこ吹く風で、自分の我を通して、刑務官や周囲にも反発している人がいます。またそれとは反対に、出所できるかどうかは別にして、被害者の冥福を祈りながら、忍耐強く真面目に取り組んでいる人もいます。そしてあと1つは、あまりにも長い受刑生活の中でただ漠然と生きている、いわばマンネリ化している人ですね。人間、弱いですから、『もういいや』とかなってしまうんです。

 

どんな世界でも一緒のような気がします。

現役の頃も、自分の意見や考えや目標がなく単に反発する奴、前向きに意見や方向性を見つけ出し何とか良くしようとする奴、ただ単にその場にいるだけ言われたことだけを淡々と無理をせずする奴。

 

常に提案や改善を求め続けるも、決定権のない立場の奴は、その場を放棄せざるを得ない。

その場にとどまり、流れに流されるのは・・・。

 

現在は自由人。

時間や空間や考え方が発揮できる立場。

もっと自分らしく生ける気がしている。