「ゴジラ」のコラム記事についての意見。

朝日新聞『天声人語』のコラムが3月22日掲載。(A社)

冒頭は「ゴジラはなぜ、東京にやってくるのだろう」から始まって、加藤典洋著の『さよなら、ゴジラたち』から、ゴジラは「亡霊」であの戦争で死んだ日本兵の「凝集体」。

そして、靖国神社の宮司の話題にとなり、海上自衛隊の元将官が新しく就任する展開から、自衛隊と靖国神社の結びつき、そして初代ゴジラは国会議事堂を壊したあと、ぐるりと向きを変えて、皇居を迂回し下町に向かう。

 最後は新しい「ゴジラ映画は靖国神社に行くというのはどうか、と。」締めている。

 

コラム冒頭からの「ゴジラは・・・」から「凝集体(一次粒子が何らかの相互作用力によって集合したもので、構成される一次粒子が識別できなければならない)」

 早速、図書館で『さよなら、ゴジラたち』を借りて読んでいる。

 

一方、毎日新聞『余録』のコラムが本日、3月24日掲載された。(M社)

 

冒頭は「映画ゴジラの構想は1954年春、ビキニ環礁での水爆実験後に浮かんだ。」から

ゴジラ映画の特撮の紹介で本多猪四郎著の「ゴジラ誕生物語」の広島惨状を意図したもの。

最後は「平和の意味を問いかけるに違いない」締めている。

 今朝、図書館へ「ゴジラ誕生物語」を予約した。

 

(A) は書き出しからインパクトがあり、戦争の犠牲者から靖国神社から皇居へのつながりが読んでいて、ワクワクした。皇居や天皇制についても自分なりの見解があります。

これからも楽しいコラムを期待したいです。

 

(B)  残念です。コラム内容においてもニュースや報道で知り得たことで、驚きや意外性がなく単に映画の紹介記事で、これを一面のコラムに掲載する意味があるか疑問です。

今後を、期待したいです。