先日、知人から玄界灘で釣り上げた烏賊(イカ)をいただきまして、その思い出を綴ります。今回の烏賊は鉄板焼きとチャンポンの具材として食べましたが身がプリプリで触感で弾力があって美味しかったです。

私が幼い頃の漁師町は活気があって、生臭い塩風と漁師ともんぺ姿にゴム長靴おばさんたちが忙しく動き回る姿を少し遠くの方から眺めながら、競りが始まる朝3時半ぐらいの鐘の合図とともに仲買人が一斉に集まりリ、大きな声の競り人と仲買人が指で値段を示しながらのかけひきは今になって懐かしく思い出されます。

また、明日の漁の支度のために裸電球の下で親父が烏賊釣りの道具の手入れを夜中にしていたのを、蒲団の中から横目で眺めていました。

父親はその後、不漁続きで漁師を辞めましたが私の実家が漁師町ということもあり、帰省の時は必ず刺身が用意されていて我が子も離乳食後は刺身を食べていて、烏賊は寸胴切り(輪切り)にして箸で5~6切れ箸に通して生姜醤油に小葱と卵黄をつけて食べると、口いっぱいに甘い磯の香りが広がりコリコリとした弾力を楽しみ、また我が子は雲丹が好みでスプーンで雲丹をすくって食べていたことを思い出します。