いつも自分(父親)を呼びかけるときは“おとうさんさぁ⤴と”語尾を上げて呼んでいて、今でもそのイントネーションがずーと耳の奥に残っていて一人で車に乗っている時とか自宅で一人になっている時は、そのイントネーションを忘れないように時々自分で声を出して確かめることがあります。
あの語尾での呼びかけは、啓子が私に対して意見や要望をするときの印象があって、こちらも何か考えているなと憶測しながら返事をしたように記憶しています。特に反論があるときはしっかり身構えて口を少し尖らせて語尾を強めに冷たい感じで“さぁ”の呼びかけがあるのですぐにわかります。
高校生から大学入学までは食事中や食後にいろいろな話題で度々意見を交わせていた思い出があり、進路に関すること身近にあったことも意見の言い合いお互いに譲らない話し合いになると、大きな目から涙を流しながら訴えていたことが何度もありいい思い出の一つです。
