自分は高校を中退している。

実質16才で仕事を始めた。

全く違う職種を3つ経験した。

どの仕事も楽しかったのだが、

何処かやらされている、なんの為に??

という感覚があった。

5年程たち今の仕事に出逢った。

要は、もの造り的な仕事だ。

お客様からの注文、製作、製作、販売。

若輩者の自分には衝撃だった。

最初は先輩方の助手や、制作の

ほんの一部しか携わってないなかったが、

皆、努力し、汗を流し、連携し、真面目に

働いていた。下っ端の自分は常に必死だった。

必死だったが、その必死で、モノが出来、

お客様が受け取る、お客様笑顔、喜ばれる、

自分造る、お客様笑顔、喜ばれる、

そしてお金を頂けるっ?!

何だこれは!??なんて日だ!的に。

自分は社会の中で生きてるっ!!?

誰かが必要とする事をやってるっ?!

しかも人笑顔っ??

嬉しかった。ときめいた。涙が溢れた。

鳥肌が立った。身震いするような。

何かこう、社会という名の

でっかい歯車の一部に自分が居る、

人として認められ必要とされる、

そんな場所で生きてる、

痛烈に実感してしまった。

この仕事に惚れ込んでしまった理由だ…