サラブレッドの競馬にはまって、1年経ちました。
そのきっかけとなったのが、札幌競馬場のフリーパスの日。
あれから1年。ワタシの状況は大きく変わりました。
1年前、母はまだ、どうにかこうにか独居が継続できそうな手応え。
ただ性格的なこともあり、「精神的に」こちらに寄りかかってくる気配がひしひしと感じられた。
「そういうことは、家族より、友達とか同年代の人に話したほうがいいんじゃない?」という「聞くのがしんどい話」をちょいちょいするようになった。
いや、ずっと前から、彼女はそういう人だった。
今にして思うと、ワタシが十代のころから、子どもたちを「同年代の相手」だと思って接していた節がある。
彼女はときどき、妹に対してブチ切れていた(父もだが…)。
「あの子と話していると、うんと年下なんだっていうことを忘れちゃうのよね〜」と、あとでワタシに言うことがあった。
ふーん、と思って聞き流していたが、実のところ、ワタシのことも「うんと年下」ってことを忘れてたんじゃないかね。
たぶん、「長く続いている本当の友達」というのが、いないのだと思う。
母を見ていたから、「大人になったら、本音が言える友達なんていなくなるんだ」と、うすらぼんやり思っていたけど…。
あれれ?ワタシはぜんぜん違うんだけどな
ま、そんなことはどうでもいいや。
「もう書きませんよ」って宣言したことを書いちゃったね。失礼失礼。
1年前は、1レース100円かけていたようだ。
その後、すっかり競馬が楽しくなって、ホイホイかけるようになってしまったが。
「1点100円」は堅持。
1レースでかけるのは100円か200円か300円。
重賞レースだけは1000円以内までまあいいか、と緩めているけど、その日は他のレースは買わない(=混むから競馬場へ行かないでテレビ観戦)。
今週から札幌開催。
実は先週も、パークウインズ営業の札幌競馬場で函館競馬を楽しんだんだが、やっぱりぜんぜん違うよね〜。
パドック。これは朝イチの様子だけど、すでに大勢のお客様がご来場。
函館もそうだったけど、やっぱり馬との距離が近いねえ。
仕事を終えた誘導馬が観客のそばにやってきて、ご挨拶。
なんならお触りオッケー(馬が嫌がらない範囲で) ということを、初めて知りました。
東京競馬場でもやってるんかな。
引退した競走馬で、性格が穏やかとか従順だとかいう子たちが、誘導馬に選ばれるらしいです。
ばんえい競馬の馬たちは比較的長く活躍するようですが、サラブレッドの現役生活はそんなに長くない。
不幸な事故や病気に遭わなければ、引退後の人生(馬生?)のほうが長いはず。
競走馬として適していた性格は、引退後にはどうなんだろう。
最近、中国の侠客についての本を読み返しているので、なんとなくそんなことを考えてしまった。
乱世の英雄は、平定された穏やかな世では邪魔者扱いされる、というような内容ね。
あちこちウロウロしながら、競馬見物。
ターフパーク(馬場内)へ行ってみる。
東京競馬場と同様に、ここもターフパークが遊園地みたいになっていて、お子様連れの楽しい遊び場。
この日はプリキュアのショーをやってたよ。
またスタンドに戻って、高いところから見てみる。
けっこうギリギリのところまでレジャーシートを敷いて場所取りをしている。
混雑してきたら「どいてください」言われるかもしれないし、この日も入場無料ということもあってか人はまあまあ多かったのだが。
この程度なら「ま、いっか」なのだな。
競馬場は概して「場所取りに寛容」なので、きちんとした性格の人は見ているだけでストレスかもしれないですね。
ま、そういう人は、公営ギャンブルなんてしませんか…。へへへ。
駅前のイオンで何か買ってくる方が割安かもしれないが、競馬場へ来る日は「非日常」を大切にしたい!
と言いつつ、第1回関東遠征(老人ホームにいる母の面会を軸に、友人たちとの会合をセッティング)の経費がけっこうかかるじゃん
ということに気がついて、急速に財布の紐を絞り始めたワタシ。
※関東在住なら3ヶ月くらいに分散している「社交」を10日間に凝縮するんだから、そりゃあ「一気に金がかかる」ように見えるわな。
この日は650円のチキンピラフ。
チープな感じだが、競馬場で食うとなぜか美味い。
競馬場食にしては節約したつもりだったが、何しろ暑くて、結局サッポロクラシック550円をガブガブあおってしまって、ダメなワタシ。
無料スペースはしっかり使おう!
というわけで、UMAJOスポットへ。
昨年の札幌競馬場では、なんだか気後れして利用しなかった。
競馬「超初心者」だったからね〜。
東京・函館で使って、すっかり慣れてしまった。
ここのUMAJOスポットはレースが見られて、いいですな。
スタッフさんの応対も、フレンドリーでよい感じ。
これまでのところは、「きちんとしすぎていて」ちょっと窮屈な印象を受けたのよね〜。
あっちこっち移動しながら、全レース楽しみました。
なかなか勝てず
ああ、今日はついていない日だなあ、帰ろうかなあ、と思いましたが。
最後までがんばって(?)普段は勝てないメインレースで「複勝にしては、まあまあ」の払戻しがあって、気分爽快!
そう、この1年でワタシも進化して、レースによって複勝以外の買い方も試みるようになりました。
なかなか勝てないけど、「惜しい!」というのが少しずつ増えてきた。
最終的には負け越しますけど(ギャンブルって、そういうもの)
自分で予想して、予算の範囲内で「悔いのない買い方」をする、というのが今は楽しい