久しぶりに、北海道大学へ行ってみようかと。
ワタシの周辺には、北海道好きが多い。
「北海道バカ」レベルも、ちらほら。
そこまでではなくても、南関東住民で、北海道へ旅行やスキーに行ったことがある人は、特別に旅行好きでなくてもとても多い。
しかしなぜか、「積極的に」札幌で観光したことがある人は少ないようだ。
どうせ都会でしょ?
だったら東京と変わらん。
美味しいものだけ食べて、お決まりのところをちょこっと見て、通過。
「さっぽろ雪まつり」に行ったことのある人も、あまりいない。
「一度は行ってみたいけど…雪と寒さが心配」というご意見多数。
実のところワタシは、北海道というより「札幌」が好きなんじゃないか、と感じている。
それにしては、北海道大学へ行くのは…何十年ぶりだろう。
北海道大学は、ステキな建物が溢れていて、ずっといても飽きない。
「総合博物館」
東京大学にもあるね。行ったことがある。
北海道大学の総合博物館は、何十年か前に来たときには、なかった。
当時は東大にもなかったかも。
北海道大学は、ほのかに憧れた大学だった。
「自宅から通える進学先限定!」だったから、早々に諦めたけれど。
しかし、総合博物館で「北海道大学の歴史」についての展示を見ると、最終的にワタシが進学した津田塾大学の創設者 津田梅子は、北大の創設に関わった重要人物たちと深いつながりがあったことがわかって、驚く。
現在の北大は国立大学法人だから宗教色が排除されているのは当然だが、創設当初はキリスト教精神に基づいていたことも同様だし。
建学の精神や「全人教育」「国際性の涵養」などが掲げられている点も、よく似ている。
そういえば、津田塾大学のキャンパスも、北海道大学と似たような色彩の建物が美しい。
総合博物館をじっくり見たら、けっこうくたびれた。
せっかくだから?
有名なポプラ並木も見ていこう。
こちらも、何十年ぶりか。
ポプラ並木の入口に、これまた札幌農学校とゆかりのある新渡戸稲造の胸像。
これは、見覚えないなあ。
裏を見たら、1996年…
確かに、ワタシにとっては「はじめまして」
札幌に本格移住したら、放送大学の所属学習センターもお引越し。
その引越し先を、ちょっくら見ておこうかな、と思ったのです。
最寄りは地下鉄駅だけど、JR札幌駅からお散歩してくるのも良さそう。
15分で…着くかな?
余裕をみて、20分くらいか。
コロナ禍で放送大学のシステムもあれこれ変わり、この「キャンパス」へ来るのも必須ではないのですが。
地域に密着したテーマの「面接授業(いわゆるスクーリング)」で興味深いものがあったら、申し込んでみようかな?と思っています。
面接授業も、いつしかシステムが変わりまして。
以前、ワタシが積極的に足を運んでいた頃は、「出席していればオッケー」みたいな科目も多かったのですが。
今は、最後にテストがあったり、後日レポートの提出が義務付けられていたりと、全体的に厳しくなりました。
放送大学の面接授業は、「テスト」というものが苦手で、「放送授業+単位認定試験」ではどうしても単位を取れない人の「救済」みたいになっていた側面もありました。
特に、外国語科目はそうだったみたい。
ワタシは英文学科だったので、「語学」の単位取得に苦労するクラスメートというのはほとんどいなかったんですけれど。
一般の大学だと、なかなか大変らしいですね
上級生になっても語学の単位が取れなくて、卒業が危ういとか。
下級生は郊外、上級生は都心にキャンパスが分かれていて、上級生になっても語学の単位のためだけに郊外のキャンパスにも行かなくてはいけないとか。
移住を機に、ワタシの「学びスタイル」も、少し変えようかな?と考えております。