母の入居先が海老名市に決まって以来、藤沢駅方面に行く機会がめっきり減りました。
それまでは、散歩を兼ねてちょいちょい来ていたのに…。
 
「本当の地元友だち」とは違うが、「別のところで知り合ったのに、今は、自分か親が藤沢駅に便利なところに住んでいる」という友人が複数いまして。
そういう人たちと会うには、引き続き便利な場所ではあります。
 
 
ご近所の市民センターでは間に合わず、「本局」へ行く「母親関連で最後の用事」があったので、やってきたのです。
 

 
何ができるのだろう…とずっと気になっていた整骨院の隣は、油そばになってました。
 
お向かいのさいか屋、地下1階が「改装売りつくし」だと。
何度目の改装だろう…もはや、ワタシが独身実家住まいだったころの面影はないんだよね。
 
その手前の「わたしのフルーツパーラー」
気になるけど、ここはひとりで来るにはもったいない。
誰かとの「社交」に利用してみたい、と思っているんだけどね。
 
 
藤沢市役所の入口付近で、「藤沢の野菜」販売中。
割と安くて、新鮮。
魅力的だが、いつも見るだけで、買ったことがない。
 
この日はけっこう人が多かった市役所。
異動のシーズンだからかな。
 
 
観光情報の発信にも熱心である。
こんなふうに、いくつかポスターが並んでいる。
 
『恋わずらいのエリー』このタイトル、映画館で観たな〜。
ロケ地になっているのかな。
時間が合えば、母の面会の前後に観てくるか。
 
 
「本局へ行かなければならない用件」は、本人でなくてはダメな案件だった滝汗
え?これは大丈夫でしょ?と油断していたので、準備不足。
 
ただし、気の毒に思ったのか、職員の方が「郵送にすれば…」と「裏ワザ」を教えてくださった。
え?ここもですか?「郵送ならラク」のパターン。
 
母の「住所変更」関連の手続きをいくつかした。
4年前に我々が新宿を撤収して藤沢に引っ越してきたときと比べて、ネットや郵送だけで済む手続きが増えた印象。
電話や窓口でも受け付けてくれるけど、「できたら、ネットにしてねハート」というのが見え見えなところも。
コロナ禍で、「対面」を避ける風潮が高まったのが、そのままになっているのかね。
 
しかもだね、「窓口」に出向いてしまうと本人確認が厄介だけど、「郵送」なら身分証のコピーを添付すればオッケーOKとかさ。
 
ワタシのような「代理人」にはありがたいのだが。
「悪意のある代理人」を排除できないじゃん、と思うんだけど。
 
まあ、ワタシの場合は、親より自分のほうがカネ持ってるから、いけないことをしてネコババとか思わんけど。
逆のパターンで、子供がお金に困っていたら、やりたい放題が可能だな〜。
 
そうそう、本音を言えばワタシも、妹からクレームがつくんじゃないかとビクビクしていたのよ爆笑
入居一時金はズバッ!とワタシが払うけど。
月々の支払は「母の年金+貯金の取り崩し」でまかなう計画なので、長生きすればするほど「遺産」が減る。
ワタシにとってはどのみち「その程度なら、要らんわ」な金額なのだが、妹にとっては「お母さん、そんなに持ってるの?」だったようだから。
「年金でお釣りがくるくらいの老人ホームにしてくれないと、将来、困る!」とか言われるんじゃないかと、ね。
 
杞憂であった笑い泣き 彼女は、「先」のことを考えない性格であった。
「いいところじゃん!あたしも住みたい。羨ましい」と施設本体については絶賛し、駐車場が停めにくいことをやたらとディスるのみ。
 
お前が頻繁に来るなら車の停めやすさも考えたけどね、といやみったらしく言いたかったけど、どうにか堪えたさドクロドクロドクロ
ていうか、駅に近いのに、隣接する駐車場があるだけ、恵まれてるんだぞおんどりゃー。
 
 
話が逸れた。
 
市役所でノウハウを獲得したあとは、ビックカメラでプリンターのインクカートリッジを購入。
カートリッジじゃないか、「タンク」?
新宿に住んでいた頃買い替えたインク大容量タイプのプリンター。
確かに「大容量」、今回がはじめてのタンク交換。
 
そのままジュンク堂へ。
先日、本屋で見かけた新刊書がやはりどうしても読みたいので、ほかの1冊と一緒に購入。
この話はまた後日。
 
 
お昼は、株主優待利用。
庄やへ。
 
 
以前とはランチメニューが変わったような気がするな。
500円の株主優待券+自腹でちょうどいい価格帯のメニューがなくなった、ように感じる。
 
 
なので、2枚使って1000円前後にしよう。
 
 
肉野菜炒め定食950円にしらすおろし100円を追加して、1050円に調整。
50円自腹。
ご飯は大盛りにしたが、おかわりも無料。
 
肉野菜炒めは、もやしがしゃきしゃき、肉もけっこう入っていて、なかなか美味い。
これで今日はもう野菜を食べなくていいかな〜、と思えるお昼ごはん。
 
ワタシのような図太い者でも、母を老人ホームに移し、実家をたたむという「一大プロジェクト」はそれなりにプレッシャーがあったようで。
一段落したら、気持ちが緩んだらしく、だるくて眠い。
 
もう一度市役所へ戻って、9階ロビーで電車を見ながら、ボーッとする。
 
本当は見えるはずだが、富士山は見えず。
ああ、富士山がきれいに見える季節は、もう去ってしまったのだな。
 
母の行き先探しに追われて、タイミングを逃してしまった。
 
来年のシーズンにはもう、ワタシは藤沢市の住民ではない。
 
 
母の老人ホームで唯一、ワタシが残念に思うのは、富士山が見えないこと。
位置的なものと、周囲の建物の関係なのだが。
大山は、藤沢市内から見るより近くに迫り、迫力があるのだが。
 
と、残念に思うのはワタシだけらしくて。
母も妹も、なんとも思わないようだ。
 
札幌移住に際して、富士山が見えないところへ引っ越すのはちょびっと惜しいな、と思っている。
新宿にいても、なんなら新婚当初住んだつくば市からも(筑波山からだけど)、富士山は見えたからね。
 
「分譲マンションを買うときに、どうせすぐに飽きるんだから、景観を重視するのはナンセンス!」という専門家のご意見を見たことがある。
自分が住むためだけでなく、将来の売却も考えて、という観点の記事だったけどね。
 
自分にとっては「え〜、そんなことないけどな〜。窓から見える景色、重要だけど…」なのだが。
母や妹を見ていると「なるほど、たしかにそうだな〜」と思う。