土曜日は、YouTube動画を見て「ぜひ生で見たい!」と思っていたばんえい競馬に行ってきました。
帯広まで、日帰り高速バスの旅です。
 
札幌から帯広まで日帰りって…まだまだ「よそ者感覚」が残るワタシには、もったいない気がしてまして滝汗
 
しかし、競馬が開催される時間帯や、今回はほかの観光はしなくていい、と思いながら高速バスを調べたら、あらまあ、ちょうどいいのがあるじゃないですか目
 
気に入ったら、ちょこちょことまた行くんだし、今回はお試し的な感覚で。
朝9時ちょっと過ぎの高速バス、帯広行きです。
 
高速バスで行って、競馬場でダラダラ遊んで、高速バスで帰る。
それだけの、ほぼノープランの日帰り旅。
 
本当は、こういうのが好きなんだけどね。
鉄道旅や海外旅行は、ノープランだとまずいことがあるから、事前に調べざるをえないのだ。
 

 

占冠で15分休憩。

大変に雄大な、素晴らしい景色を眺めながらのドライブです。

 

本当に人の気配が皆無の風景が延々と続くのを見ていて、こりゃあ、石勝線が普通列車を通さないのも当たり前だなあ、とため息。

 

 

高速をおりて、芽室駅で停車。

おお、スイーツ親方=元横綱大乃国の出身地だぞラブ

そのうち資料館に行ってみたいのだが、現在は要予約らしく、気が向いたときにふらっとは行けない。

 

 

12時半くらいに、ニトリ帯広店前で下車。

帯広駅から歩くのよりちょっと近そうだし、道もわかりやすかったから、この停留所で降りる予約にしていたのです。

 

競馬場には、過去にも行ったことがあります。

このブログを始める前でしたが、思い出を振り返る形で投稿していました。

2018年、東京競馬場です。府中にあります。

 

 

新宿に住んでいた頃です。京王線で簡単に行けました。

 

府中競馬場には、昔からなんとなく馴染みはあったのよ。

学生時代、府中本町で南武線から武蔵野線に乗り換えてましたからね。

 

ワタシの学校は「土曜日は自習のため休み」でしたが、なんだかんだ用があって、土日に行くこともありました。

そんなときの南武線・武蔵野線は…まあ〜平日とは違う様相でしたよ滝汗

耳に赤ボールペンを挟んで、競馬新聞を握りしめたおっさんがウヨウヨ。

 

うら若き乙女だったワタシは、「イヤだなあ〜ちょっとこわいなあ〜」とか思ったものです。

 

南武線のトイレは当時、汚くて、男女共用男性トイレ女性トイレのところも多かったのでね。

それも「こわい」の要素だったかも。

 

 

さて、そんな暗い思い出からすっかり解放されて、おばさんになってから行った府中の競馬場は…

 

とても楽しかった爆  笑 また行きたい!

 

…でしたが、藤沢に引っ越してしまったので、わざわざ足を運ぶのもちょっとなあ…とご無沙汰。

 

 

とはいえ、札幌から帯広に行くのと比べたら、うんと近いよねっ爆  笑

藤沢からなら、通学していたときと同じ南武線で行けるんだし(当時通ってた学校よりちょっと近いし)。

南武線もきれいになって、トイレ女性トイレももうこわくないし。

 

 
調べすぎるとワクワク感が減るので、どんな飲食店があるかとか、本当にノープランで来てみたよ。
 
 
 
本来は入場料が必要らしいのですが、このところずっと無料らしい。
 
まずは、腹ごしらえ!
今日はイベント食なので、予算リミット解除!
 
 
…とやる気満々だったのに、食堂はこのようにリーズナブル。
 
 
その中では高額730円のカレーラーメンをいただきました。
お肉がちゃんと入っていて、素朴で美味しいカレー。
「カレーラーメンだけでは力不足では?」と危惧したが、麺の量が意外と多くて、これで十分。
 
第1レースは14時40分から。
あんまり競馬のこと知らないんだけど…始まるの、遅くない滝汗
 
東京と比べると、たしかに遅いみたい。
ただし、終わるのも遅い。北海道だから?
 
JRAのサイトで東京・京都と見比べたら、1日あたりのレース数はいずれも12で同じでした。
ふーむ。
 
 
時間があるので、ふれあい動物園。
 
 
なんか、馬との距離感が…近い爆  笑
100円払えば、ニンジン🥕をあげられるらしい。
 
さらにウロウロしてみる。
 
 
馬券を買ったことがない。馬券バージンである。
(関係ないけど、プリクラ経験もないプリクラバージン)
 
ばんえい競馬は観光地としても人気があるそうで、その影響か、初心者にも敷居が低そう。
こんな風にわかりやすい解説掲示もあったし、初心者に指南してくれるカウンターには、何人もの(ワタシよりは)若い男性がラブ
 
パンフレットを読めば、自分でもわかるわよ〜と思いつつ。
若い男性に、懇切丁寧に手ほどきしていただき、初体験ハート
(ここだけ読むと、まずいですな)
第1レースを「複勝式」で買ってみました。
 
しかし、あれですな。
初心者コーナーにいるガイド役が男性ばかり、ということは、女性客の取り込みを狙っているのかな?
女性や家族連れもけっこういるけれど、競馬場は圧倒的に男社会だもんね。
これ以上、野郎を増やさなくていいよ、ってことかしらね、と邪推。
 
ちなみに、教えてくれるのは「手続き」だけです。
どの馬を選んだらいいかは、自分の判断。
 
レースが始まるまで、さらにぶらぶら。
予想はしていたけれど、府中と比べたらずっと小規模で、設備もレトロ。
 
でも、なんかいいな。居心地がいい。
 
 
ゆるキャラにしてはマッチョ。
 
 
はい、こちらが「キャラの元」
レース時には重い橇を挽き、橇の上に騎手が乗るんだが、パドックではこのとおり。
めっちゃ暴れる馬もいる。
サラブレッドと違ってどっしりしているから、暴れたときの迫力もすごい。
 
サラブレッドの「普通の競馬」では馬券を買ってみようと思ったことはないのだが。
相撲好きだし、動物園でも大きくてどっしりした動物が好きだしな。
 
レースの模様はYouTube動画にもたくさんある。
しかし、近くで、生で見る迫力は、すごい!
 
そしてやはり、100円とはいえ馬券を買うと、観戦にも気合が入る!
お楽しみには、やはり、ちょびっとの出費も必要ね札束
 
レースごとに、場所を変えて見てみました。
 
「普通の競馬」と比べて、距離がずっと短い。
 
 
途中で止まる爆  笑
 
小・大の2つの丘を乗り越える障害物競争みたいなもので、最初の「小さい丘」を超えたところで小休止。
 
 
これは2つ目の「大きい丘」を超えたところ。
如何に馬を制御して、効率的に力を出させるかが、騎手の腕の見せ所だそうです。
 
 
そんなに速くないので、観戦者が横を速歩きでついて行けるのがステキハート
危ないからだと思うけど「走らないでください」と書かれています。
 
 
さて「人生はじめての馬券」は、なんと当たりました!
100円投じて、140円になりました。
 
さらに、第2レース、第3レースも同じように「複勝」を100円買って、すべて当たり!
たまたまでしょうが、いずれも140円返ってきたので、合計で120円の儲けになりました。
100円が、3時間ちょっとで220円に。
 
ワタシは株をやっていますけれど…100円の株価が3時間ちょっとで220円になることは、ありえません。
「ストップ高(値幅制限)」という制度があって、極端に株価が上下するのは抑制されているのです。
 
理論的には、100円で買った株が140円になったら売り、というのを1日に3回続けることは、可能です。
(100円の株価の値幅制限は50円なので)
 
しかし、株価が4割上がるというのは、簡単なことではありません。
銘柄を3つ選んで、それらがいずれもごく短期間に4割上がるというのは、ワタシの経験では「神技」だと思います。
 
一方、馬券で1.4倍というのは「大したことない儲け」のようです。
ほかの公営ギャンブルも、おそらく同様でしょう。
そう、ワタシは手堅く「負けない買い方」をしたわけです。
 
そして、3回続けて勝ったところで、「よし、もう一回!」とはならずに、買わずにさらに2レース見て、おしまいにしたのです。
買うのは第3レースまで、出費は500円まで、と決めていましたから。
 
実際に馬券を買ってみて、「熱くなる人」の気持ちがなんとなくわかりました。
 
株もそうなのですが、傍で見ているだけでは、投資する個人投資家の「気持ち」は絶対にわかりません。
「同じデータ」を見ていても、それを解釈する「気持ち」がぜんぜん違うのです。
競馬などのギャンブルも、同じだと感じました。
 
 
実はワタシは、「競馬場」を「老後の居場所のひとつ」にしようかと考えているのです。
 
広い屋外、ダラダラできるスペースがたくさんあって、「ふれあい動物園」もある。
お楽しみ程度に馬券を買って、のんびり過ごすのも、いいではないか。
 
年を食ってからの初体験は、つらい。
頭も心も体も、硬くなってるからね。
(ここだけ読むとアレだけど)
 
そんな思惑もあって、前頭葉の「抑制機構」がまだ健全と思われるいまのうちに、馬券バージンから脱出したかったのよ〜。
 
 
抑制できないのは、食欲だね爆  笑
ラーメンだけでは、やっぱり、4時には空腹。
 
 
売店で焼きそば450円を購入。
昭和レトロで、懐かしくも美味い。
 
食べながら、レース場を眺めて、ぼーっとする。
 
スマホからの写真アップ枚数制限により掲載できんかったが、この競馬場の建物もかなり古めかしい。
楽天さんその他、応援している企業や個人はたくさんいるようだけど、施設を一新するとかは難しいんだろうなあ。
散在するトイレの中には、きれいにリニューアルされているところもあった。
ということは、建物自体はまだしばらく使うんだろう。
 
季節を変えて、また来て、応援しましょう、と思いました。
見残したところもあるしねてへぺろ
 
 
帰りの高速バスは競馬場前から乗車。17時台。
現地滞在時間が5時間弱で、ちょっと短いかな?と計画時には思いましたが、「はじめてのばんえい競馬」を楽しむだけなら十分でした。
 
行きとは違うバス会社で、高速に入るまでの経路も異なり、いろんな風景が楽しめました。
 
 
神奈川県に戻ったら、川崎競馬場にも行ってみようかしら…とか思い始めている爆  笑