自腹、紙、新刊(ネットで購入、事前予約)本
 
 

少し前に読んだ『ロバートの元ストーカーがテレビ局員になる。』とほとんど同じ時期に事前予約。

 

 

『ロバートの元ストーカー』は予約したことをすっかり忘れてしまっていましたが。

 

こちらは、武田砂鉄さんご出演のラジオ番組をよく聴いている(といってもストーカーにはほど遠いレベルだが)ので、新刊の話題が出れば、「ああそうだ、予約してたな」と思い出していました。

 
他の著作では社会問題に切り込んでいたりもしますが、この本『べつに怒ってない』は本当に、しよーもないことにブツクサ言っているエッセイ集。
 
見開き2ページで1つのトピックが完結するスタイルなので、パラパラっとすぐに読み終わってしまうだろう。
1600円+税のコスパが悪い本だろうなあ。
 
…と失礼なことを考えて読み始めたら、あら不思議、いちいち同感したり、引っかかったりして、数日間楽しめました。
これは手放さずに、しばらく繰り返し味わおうかしら、とか思っています。
 
内容を少し紹介しようかしら、とぱっと開いたら「エミリーは何をしていたのか」
 
二年に一度くらい「エミリー」という名前を見聞きすると、今どこで何をしているのだろうかと思う、といってもエミリーは恋人でもなんでもなくて、中学一年の英語の教科書の主役だったんだけど…という小話。
 
ワタシもときどき、「エミリーは何をしていたのか」と思い出すことがある。
こちらは大学時代に原書購読でイヤイヤながら読んだ(読まされた)短編の主人公。
 
そういえば、中学校の英語の教科書の主役って、誰だっけ?
 
…というようなことをツラツラと考えながら読むから、時間がかかったんだよお。
 
ところで、武田砂鉄さんのラジオ番組で、ある人から、「武田砂鉄さんは姜尚中さんと同年代だと思っていた」と言われて衝撃を受けた、という趣旨(衝撃やショックじゃなかったかしら…少なくとも、喜んではいなかったと記憶しているが)の発言を聞いたことがある。
 
話の内容から、さすがに姜尚中までは…アセアセ
と思ったが、ずっと「声」しか聞いていなかったから、自分と同年代かちょっと下くらいかなあとは推測していた。
 
1982年生まれ。わお!
『3年B組金八先生』の杉田かおるが演じた少女とシンクロして考えると、ワタシの子どもでもおかしくない年齢じゃん。
 
まあ、だから何だ、というわけではないですが。
 
武田砂鉄さんのラジオ番組に姜尚中さんがゲスト出演した回が、TBS公式としてYouTubeで公開されています。
二人のトークは、冒頭から25分経過くらいから。

 

 

内容は硬派なのですが、まったり、ゆったりした空気感に、うとうとしてしまいそう。