図書館で借りた本📖
ちょっと前に読んで「面白い!」と思ったので、同じ筆者の本を読んでみた。
島と動植物の関係について、適度に「常識」を裏切りながら、書かれている。
面白くて、いろいろと考えさせられる本だが、「動物が好き」「鳥が好き」というだけでは、ちょっと難しいかも。
読んでいると、このひとは鳥が好きなのか?島が好きなのか?よくわからなくなってくる。
いや、「鳥類学者だからって、鳥が好きと思うなよ。」っておっしゃるくらいだから、本当に好きなのは島かもしれない。
実のところ、ワタシは「島」や「島国」をちょっと低く見る傾向があった。
大陸志向であり、大国志向だったのである(イバルようなことではないが)。
この筆者ほどではないが、ワタシの連れ合いも島好きだ。ちなみに、鳥も好きだ。
あっちこっちの島に行くうち、気がついたら、ワタシも島好きになっていた。
ところで、ワタシにとって一番身近な島といえば「江ノ島」である。
江ノ島は小さい。丘に上がれば、反対側の海が見えるほどだ。
だからワタシは、「島」というのはそういうものだと思っていた。
子供の頃、北海道や九州はさすがに大きいだろうが、四国なんかは「上陸して、ちょっと歩いたら、反対側の海に出る」と思い込んでいました。
いわんや、それより小さい島は…。
子供時代のことですが、ああ恥ずかしい。
「島」の定義は、早いうちに教えたほうがいいと思う所以でございます。