2泊3日の東京滞在。
2日目は、昼にひとつ、夕方にひとつ、人と会う約束。
 
昼の目的地へ向かうついでに、一度、行っておきたかった場所へ。
 
JR山手線の高輪ゲートウエイ駅。
「ゲートウェイ」の中国語表記がどうなっているのか、気になっていたのだが、なんのことはないGateway。つまらぬ。
 
新しくてきれいな駅はいい。
…のだが、都営浅草線と京急線への乗り換えが案内されていることに「???」
そうか、泉岳寺駅が近いんだ。
 
なーんと!駅構内から電車が見放題(?)鉄道好きは、なかなかコーフンする。
 
「座ってゆっくり鑑賞せよ」といわんばかりの場所に、ベンチが設置されている。
 
外へ出てみました。なんとなく、空港みたい。
 
この写真ではちょっとわかりにくいが、「高輪ゲートウェイ駅」の文字が明朝体だと、開業当初、話題になりました。
デザイン的なこだわりなのだろうけど、見やすさを重視するなら、普通の、ゴシック風のフォントのほうがいいと思うなあ。
 
泉岳寺駅は、遠くはないが、近くもない。どうやら地下道はないようなので、雨だったらちょっと嫌だ。
 
大学を卒業して最初に就職した会社は、田町に本社ビルがあるメーカーの子会社。
その子会社の本社は、泉岳寺駅のすぐ近くにありました。
 
といっても、そこに行ったのは、入社試験のときと、あと1回くらい…かな?よく覚えていない。
親会社と連携して仕事をすることが多かったので、田町や芝浦、府中などに作業場所のビルが散在していた。
私の勤務地も、田町駅から近かった。
 
というわけで、ここからしばらく、田町の技術系OL時代に立ち寄ったランチスポットをぶらついてみる。
 
慶應義塾前。母校でもなんでもないのだが、なぜかご縁があります。
ここの外国語学校で中国語を学びました。夜間クラス。今だったら絶対ムリ(眠いから)。
 
この右手の「慶應仲通り」などに、先輩社員と一緒に、よくランチに行きました。
上司や先輩の悪口や愚痴を延々としゃべり、少し遅刻して昼休みから戻って、気まずい思いをしたり。
 
仕事は、嫌なこともあったけれど、楽しいことも多かった。
 
ただし、このエリアには、記憶に残る店は一軒も残っていません。30年も経てば、ねえ。
 
そういえば、あの店はあったかしら…と、浜松町方面に向かって、細い路を入ると。
 
あったあった!そう、「菩提樹」という名の中国料理店。
仏教伝道センターの建物に入っている。
 
約30年前、海外からの顧客をもてなすために、上司や先輩と一緒にここで食事をした。
もちろん、自腹、ではない爆  笑 高級中華のタダ飯。
そのときのメニューは精進料理で、「肉もどき」「魚もどき」を上品なコース料理にしたものでした。
 
今は、普通の中華料理店なのかな。機会があれば、また味わってみたいです。
 
仏の言葉と思いきや、アインシュタイン。仏教伝道協会なのに、なぜ?
 
ここまで来たら、もう一軒、ごくごくたまに先輩社員と行った店の現況も確認しよう。
 
まさかと思ったら、ありました!
 
欧風カレーのボン・ナペティ。
 
ごろっとした皮付きのジャガイモが丸ごと供される。
まだあまり「いろんな食べ物」を知らなかった私は、「こんなカレーがあるのか!」と感動しました。
若いって、素敵なことね照れ

 

値段は、30年前とほとんど変わっていないような。

ここも、また来てみたい。

 

 

さて、「青春のグルメ」はもうないのだが、浜松町へ向かって歩いているときに、気になる文字と店を発見!

 

ビャンビャン麺!日本にもあるのね!
これは…ぜひ一度、食べなくては!
 
お店の情報、備忘録として貼っておこう。
ぶらぶらと歩いて、浜松町駅に到着しました。
 
浜松町駅は、全体としてはすっかりきれいになりましたが、この金杉橋口は昔の佇まいのままです。
懐かしいです。
 
山手線に乗って、時間通りに、約束の場所に着きました。