引っ越しを機に、NHKの「衛星契約」をやめて「地上契約」に変更しました。

これにより、年間の受信料が1万円ほど安くなる。

 

NHKの受信料を払わない、という人は少なくない。

本当にお金がないというケースもあるのだろうが、インテリ層が意外と払っていない印象がある。

 

私はNHKのいくつかの番組が大好きなので、特に文句なく、払っていた。

といっても、結婚してからは、実際に払うのは連れ合いだが。

 

しかし、最近はネットでラジオや動画を視聴することも増えて、時間的に、衛星放送は見なくていいや、と感じていた。

 

引越し先では、「デフォルト」では衛星放送を視聴することができない。

用心深く、NHKの衛星放送を解約できる条件を満たすべく、動いてきた。

インターネット接続に、ケーブルテレビや光回線を使わず、WiMAXを利用したのも、経費節減以外に、その狙いがあったため。

 

NHKの契約変更は、住所その他、ほとんどの手続きがネットでできる。

https://pid.nhk.or.jp/jushinryo/index.html

 

 

地上契約から衛星契約へ「格上げ」する手続きも、ネットで出来る模様。

 

これに対して、衛星契約から地上契約へ「格下げ」する場合は、電話をかけなくてはならない滝汗

https://pid.nhk.or.jp/jushinryo/toiawase/

 

 
ネットで見かけた先人の経験談によると、「格下げ」をする場合には、「衛星放送を視聴できない状態である」ことを、毅然とした態度で示さなければいけないらしい(電話なので、声だけど)。
 
そりゃあそうだ、先方にとっては、収入が減るんだもん。
 

なので、断固とした態度がとれるよう、私は数日前からイメージトレーニングをして、この日に備えていたのだ。

 

何しろ、私はときどき「どっちが客だかわからない笑い泣き」ようなクソ丁寧な対応をしてしまうので。

 

荷物が届く予定などもない昼下がり、覚悟を決めて、電話をかける。

フリーダイヤルだが、「お問い合わせの内容について」対応する番号を何度か押して、はじめてつないでもらえる。

ま、今どきは、どこもそうだよね。

 

「電話が混んでいるから、しばらく待つか、かけなおせ」という趣旨のことを、心のこもっていない丁寧な録音音声で伝えられる。

 

ついでに、「平日午前10時から午後4時が比較的空いている」というアナウンスが流れたが、今かけているのはまさにそのど真ん中の時間ですけれど、と失笑爆  笑

 

ほどなく、女性オペレーターが出た。

非常にはきはきとした、元気がいい感じ。さすが、NHK受信料収納の最前線(?)という感じではある。

 

お客様番号や転居先の情報、契約者の確認などのあと、想定通りに質問が続く。

 

ケーブルテレビや光回線のサービスで衛星放送を観られるのではないか?

集合住宅だと思われるが、共用の衛星アンテナが立っていないか?

個人で衛星アンテナを立てていないか?

 

これらの質問に、きっぱりと「No!」といえないと、「格下げ」は通らない、らしい。

「多分…」とか「…だと思う」というような、曖昧な応答だと、すかさず突っ込まれるらしいし、実際、突っ込んできそうな勢いのオペレーターではあった。

 

こちらも負けずに、きっぱりと「ないです」「ありません」と言い返したので、要求はあっさり通ったグッ

1週間ほどで、新住所に必要な書類が郵送されるので、必要事項を記入して返送すればよいらしい。

 

契約はかんたんだけど、解約はややこしい、って、「あるある」だよね。

 

【追記】後日談。2020年11月16日記す。