羽生善治さんのこの本を、再読しました。
日曜日の午前中にNHK教育テレビで放送している将棋の「NHK杯戦」。
新型コロナウイルスの影響で、取組もとい対局がストップしていました。
その代わりに数週間にわたって、羽生善治さんと「誰か」の対局を再放送していました。
※6月14日(日)からは今年の対局を放送するようです。
それをボーッと見ていて、羽生さんにも若い頃があったんだな〜
あまり変わっていない印象があったけど、
最初から、今みたいな雰囲気じゃなかったんだな〜、などと思って、
前に読んだ本を取り出して、もう一回読みました。
羽生善治さんは、将棋の棋士にならなかったら、ほかの分野でも一流の人材として活躍していただろう、と言われている。
実際、人工知能について興味深い発言をしていたりする。
文章も魅力がある。明快かつ論理的で、読んでいてリズム感を感じる。
この本は「直感力」というタイトルだが、
不安な心に立ち向かうコツ、
あふれるほどの情報の使い方、
「あきらめること」と「あきらめないこと」など、
新型コロナウイルスの影響下で読み返すと、「なるほど」と腑に落ちることがとても多い。
羽生さんの本を立て続けに読んでいた時期がある。
いずれも電子書籍なので、いつでも取り出して再読できる。
ほかの本も改めて、熟読してみたい。