不要不急の外出自粛、特に若者から40代くらいに対して、さまざまな方面から、いろいろなことが言われています。
「あなたのその外出が、大切なご家族を感染させてしまうかもしれない」
「あなたのおじいちゃん、おばあちゃんのことを考えてください」
これって、「家族が大事」っていう人「以外」の心に刺さるだろうか?
家族と絶縁状態、ものすごく仲が悪い、という人は、意外と多い。
下手したら逆効果じゃないだろうか。
「あなたが外出することで、新型コロナウイルス感染拡大がさらに深刻になって、あなたの就職や将来に影響するかもしれない」
それは、若者に責任をなすりつける、いつもの言説なのでは?
若者は、新型コロナがあったってなくたって、将来は不安なんだよ…。
…と「私の中のこども成分」が思ってしまいます。
「私の中のおとな成分」は、こう考える。
何事も、全員に言うことを聞いてもらうのはムリだ。
8割くらいの若者が、社会のことを考えて自粛してくれれば、「まあ、よし!」とすればいいのでは?
2割くらいは、仕方ないんじゃない?
あ、でも今は「2割越え(推定)」かもね
私も、「不要不急かもしれない外出」をしてしまう。
ただし、友人や知人とは会わない。他人とは極力、距離を置く。
ずーっと「ひとり」でいる。
昨日は、カウンター式の店で食事をしました。中途半端な時間だったので、店内はがらがら。
「松のや」の得朝ロースかつ定食400円。朝11時まで。
食べ始めたら、ほかにも空いている席はいくらでもあるのに、わざわざ?私の隣に座った男性がいた
あわてて、反対側の隣へずれました。そっちのほうは、ずーっと空いていたんです。
こいつ…今どき何考えてるんだ?
混雑した店なら仕方ないけど、ほかにもたくさん、隣との間隔を置いて座れる席はあるのに。
こういう判断ができないやつは、AI未満だな…。
「イラっとしたときの思考」が一巡したあと、さらに考えてみた。
彼は、もしかしたらこの店の常連なのかもしれない。
いつも「この席に座る」と決めているのかもしれない。
そこに座らないと、精神的に落ち着かない人なのかもしれない。
外出してしまう若者の中にも、そうしないと、精神的にまいってしまう人がいるかもしれない。
人と会わないと、不安で不安で仕方がないタイプのひともいる。
大した用がなくても「出歩く」のが日常で、家の中で昼間の時間をつぶすことが、本当にできないひと、というのは確かにいる。
ボーっとしていると、よくないことばかり考えてしまうから、意味なく、忙しくしていたいひともいる←これは本当に多い。
家の中にいると、メンタルがやられてしまう人は、どうしたらいいんじゃ。
幸い、わしは違うが。
子どものころ、「食事の途中で席を動くと、何度もお嫁に行くことになるよ」と親にたしなめられました。
お行儀が悪いわよ、ってことでしょうけど、今の時代だと、「それが何か?」という躾ですな。