おはようございます。2019年12月27日金曜日です。
就職氷河期世代の人達、今中年になっていて、なかなか正社員になることが難しいという人達を、
そういう人たちの就職を支援しようという動きがあるようですが、なかなかうまくいかないようです。
先日ラジオを聴いていましたら、あの、どこかの地方自治体だと思うんですけれども、3人の募集に対して1600人だったかな、
とにかく、あの、全くお話にならないくらいの尾瀬の応募があったんだそうです。
もうおそらく、その中で選ばれた人というのは、就職氷河期世代であっても勝ち抜いてこられた、
あの、社会人としての能力が結構高い人なんじゃないか、と思います。
そうすると、結局あの、機会を奪われて、あの、恵まれない状態にいる人たちというのは、いつまでたっても救われないじゃないか、ええ私はそんな
するんです。
あの就職氷河期世代で、あの卒業時に正社員になれなかった人たちを救うのであれば、
その、経験とか社会人として使えるかとか、そういうところを見ていては多分ダメだと思うんですね。
もうあの抽選で取るぐらいの勢いじゃないと、あの、救われないんじゃないかなという風に思っています。
と言いますのも、あの、自分自身を振り返っても、社会人経験で得るものっていうのはとても大きくて、
あの、そこが今、現在、私がもし使える人材だとしたら、
大学時代に学んだことというよりは、アルバイトとか社会人経験で学んだこと、
ま、そこに支えられている部分がとても多いと思うわけです。
で私が今あのバブル世代でして、正社員になるのが容易だったので、その点でも恵まれていたとは思うんですけれども、
アルバイトでも当時は結構同じだったと思うんですね。
あの、どういうことかって言いますと、やっぱり若くて侵入
社員で、これから未来がある、まあそういう人に対して、
「いい意味でのダメ出し」をしてくれる大人達というのが周りにいたと思うんです。
あの、仕事のやり方がよくないとか、
それあのちょっと今やらなくていい仕事なんじゃない?ってあの余計なお節介をしてくれたりだとか、
あとはマナーみたいなことですよね、あの社会人としての最低限のルール
ちゃんと目を見て話しなさいとか、あの、電話ではこういう音はいい、こういうのはダメとか、
ま、そういう適切なダメ出しをしてくれる人が周りにたくさんいまして、はそこが良かったという風に思っています。
それからあの、組合のある会社に畑で働きましたので、あの、労働者の権利について、まがりなりにも知ることができました。
そういう機会がないっていうのは、本当にあの大変なことなんだろうと思うんです。
あの、高齢者問題ももちろん対応が必要なんですけれども、
就職氷河期世代の人たちのケアは、あの絶対にやらなければいけないと思っています。