おはようございます。2019年12月26日木曜日です。

今日も「この世界のさらにいくつもの片隅に」を見て感じたことをお話ししたいと思います。

主人公のすずさんが、戦時中に来れお嫁に行きまして、
で、しばらく経って子供ができたかもしれない、というエピソードがありました。
ね病院へ行きまして、結局残念ながらおめでたではなくて、
栄養失調で生理が止まっちゃったという、ちょっとほろ苦い結末だったんですけれども。

すずさんは、そのことを、偶然に出会ったゆうちょのお姉さんにするんですね。
そうしますと、その遊女のお姉さんが、
今こういうご時世じゃけえ、ちり紙や脱脂綿を無駄に使わなくていいから、いいじゃないか、
というようなニュアンスのこと言ったんです。

それを聞いて、あの。ハッとしたんですね。
当時は「生理用品」なんてなかったんだな。

 

 

すずさんより、おそらく15歳ぐらい年下だと思う私の母親も、
あの思春期の頃には生理用品というのがなくて、脱脂綿なんかを使っていたんだそうです。
まああの、母親の場合は、あの田舎に住んでいましたし、あのとても貧しい家でしたので、
当時もしかしたら、都会には生理用品があったのかもしれないんですけれども、
まあ買えなくて、あの代用品で済ましていた、そんなようなことのようですけれどもね。

で、それで今度は、あの現代の話で。
10日ほど前に、20代と30代の友人数人で忘年会をやったんですね。
その30代の友人が、あの、そろそろ更年期だわとか言い出して。
で私も、閉経が早かったものですから、まあそれも、
あの、あながちはずれじゃないなぁなんて言いながら、盛り上がったんですけれども。

その時にですね、あの、私は思いがけずあのバスたり、あっさり平均してしまいましたので、
生理用品がまだお家に残ってるんですね。

 

 

でまあ、それを今はあの別の用途に使っていました。
まーの、ぶっちゃけていますと、尿漏れ対策なんですね。それで使ってるんだよっていう話をしましたら。

あの、一緒にいた若いお友達がですねえ、でもあれって水分吸わないですよね、って言ったんです。
あのー、すごくはっとしまして。

そうなんですよね、あの、今は尿漏れとかまの水分を吸収するっていうのは、全く別の製品が売られているんです。
あの、生理用品で代用するっていうのは、そもそもも感覚的にちょっと古いんですよね。

まあそもそも、あの、コマーシャルなんかで昔、高分子吸収シートとか言ってましたけれども、
あの月経の時の後始末をするのに特化した製品なので、水はそんなに吸わないわけです。

ま、そういうわけで、専用の製品に慣れてしまうと、いざっていうとき逆に困るんじゃないのかしら?なんていう風に思った次第です。