どこか行きたいなー、と思ってLCCのエアアジアをチェックしたら、「7月はじめ」か「8月終わりから9月はじめ」なら安い航空券があるのを見つけてしまいました。(それ以外も別に高くないけど)
「7月」は無理なので、9月にちょこっとマレーシアへ行こうと、航空券を予約しました。
ホテルは出発する10日くらい前に予約するつもりです。
どんなところに泊まろうか、今からワクワク。
昨年は、マレーシアで何回か「カプセルホテル」に泊まりました。
トイレとシャワーが共用、相部屋、という意味では「ホステル」の一形態と言えるでしょう。
これは2012年3月にスペインで泊まった宿。「ホステル」と言えば、こういう風に二段ベッドが並んでいるイメージです。
伝統的なユースホステルもこんな感じですね。
若いころはこういうのも楽しかったけれど、最近はもう少しだけ「プライバシー」があるといいなあ、と思うようになりました。
カプセルホテルは、「宿代を節約したいときの私」のニーズにちょうどいい。
2018年夏、マレーシアのキャメロンハイランドで泊まったカプセルホテル SleepBOX hotelの外観です。
https://www.booking.com/hotel/my/the-leaf-capsule.ja.html
記録を残すことをあまり考えてなかったので写真が少ないのですが、室内?はこんな感じです。
奥を向いて撮りました。まだオープンしたばかりで、とてもきれいでした。
だらだらと1週間近く滞在したので、オーナーやスタッフといろいろと話をしました。
オーナーが日本を旅行したときにカプセルホテルに泊まり、「こりゃあいいわい」と真似したそうです。
出入口を向くとこのような感じです。カーテンで仕切ってあるだけなので、同じ空間に賑やかなグループがいると、少し気になります。
ホステルには「男女混合」と「男女別」のパターンがありますが、ここは「女性専用」の空間でした。
クアラルンプールのチャイナタウン近くにある、宇宙船をイメージした?カプセルホテルです。
https://www.booking.com/hotel/my/space-chinatown.ja.html
内部は、昼でも薄暗くて、昼寝をするにはいいのですが、基本「寝るだけの部屋」という感じです。
廊下です。
カードキーで部屋に入ると、宇宙船の個室をイメージしたカプセルがいくつかあって、割り当てられたカプセルをカードキーで開けて入るシステムです。
施錠できるのに、窓がない。日本だったらちょっと問題がありそうな宿泊施設ではあります (^^;
室内?です。壁にあるのはインターネットテレビ。
通常のテレビ番組は見られませんでしたが、映画やドラマ、ニュースなどは視聴できて、十分楽しめます。
バルコニーにくつろげるスペースがあって、変な絵がたくさん描いてありました。
甘いものを買ってきて、バルコニーで夜景を見ながらいただきました。
光って見えるのはKLタワー(だと思う)。
これは共用のトイレとシャワーの入口。何かと変わった雰囲気の宿でした。
ヨーロッパやニュージーランドのホステルでは自炊ができるところが多かった記憶がありますが、こちらでは自炊設備はありませんでした。
マレーシアは安くて多彩・多様な外食を楽しめるので、管理側の手間がかかる自炊設備は必要ないのかもしれません。
一人で外食するのが苦手なら、持ち帰りもいろいろできます。
これは、LCC専用ターミナルKLIA2の、バス乗り場の近くにあるカプセルホテルです。
https://www.booking.com/hotel/my/capsule-by-container-sepang.ja.html
早朝便に乗るときや深夜便での到着、乗り継ぎ時間が長い時などに便利です。
ただし、国際便から国際便への乗り継ぎ時には、いったんマレーシアへ入国しないといけないので、少し面倒くさいですね。
場所柄ちょっとうるさくて、終日暗くなっているうえに、段差が多いので、その点は覚悟したほうがいいかもしれません。
また、空港直結ということもあって、ちょっと割高感があります。
バスに乗って街まで移動すれば、同じ水準の宿はずっと安いので、その点は「便利だから仕方ない」と割り切ればいいと思います。
カプセルホテルのような「狭い空間」って、なんとなく、押し入れに入り込んだような、かくれんぼをしているような、わくわく感があります。
そうした、子供にかえったような気分になるのは、私だけでしょうか。
クアラルンプールは、高級なホテルも時期を選べば割安で泊まれるし、個性的で快適な安宿も多いので、「泊まることを楽しむ旅」というのもいいですよ。