『北陵公園』に行って来ました
瀋陽で一番大きな公園だそうで
瀋陽中心部から北の位置にあります
後金の2代目
清の初代皇帝 ホンタイジと妻の墓
チケット売り場
チケットは30元
門を入ると中は広大な公園
「取りあえず時間が限られているので
バスに乗りましょう」とガイドさん
ガイドさんに歴史を語ってもらいたいから
ベテランをオーダー
よってちょっと年長者が担当
(自分が歩くの嫌なんでしょ~)
って思ったけど
バスは乗ってよかったです
5元の電動バスで
奥まで一気に進みます
結構 メインの建物入口まで
距離がありました
バスの終点は
ここ
世界文化遺産に登録されています
ホンタイジの死後に
9人の息子たち家族が作った墓
生前住んでいた御殿に似せて作ってあるそうです
ただ違っている所は・・・
生前は木製で御殿をたてるのが
死後は地下 石の建築物を建てるそうです
中央は死者の通る道
赤い翡翠で出来ているそうです
門をくぐると
入口があり
更に入ると中は
参道のような道が続きます
この道の両脇に
いくつもの動物の石像があり
それぞれの動物に意味があるとか
全部は覚えていませんが
大体こんな感じ
コウ 獅子やカササギ
カササギと梅は皇帝の器の図柄
カイジ
カイジは正直な生き物で
裁判官の帽子のもとの形だそうです
きりんや白馬
白馬は遊牧民族 騎馬民族を懐かしむ
ラクダ
ホンタイジが内モンゴルの境の砂漠で
ラクダに救われたことがあり祭ってある
象
象は国の安定を象徴し香炉などにも使われている
龍
9人の息子で
この北陵の色々な所に配置されている
ガイドさんの話は面白い
けど すぐに忘れる
道の突き当りにある建物には石碑があり
石碑を守る龍は長男
石碑には生前のホンタイジの
良い事が書かれているそうです
建物の入り口にある扉
普通 門の前に木を通すための穴は
内側にありますが
ここはお墓なので外側にあるので違和感があります
門のドアノブにも龍
これは声の大きい息子だそうです
中に入るとこんな感じ
建物の屋根の上に見える小さな動物
この動物は架空の動物で
墓の守り神だそうです
雷の神 水の神 火の神等が守っています
振り返ってみた景色はこちら
門の上の楼の屋根一番上の両先端
よく見るとそこにも龍の息子がいます
高い所が好きな息子とも 目の良い息子とも
言われているそうです
段から降りて裏側に行く途中
排水口のここにも龍の息子
水の好きな息子
建物はここまでなので
ここで帰ってしまう人が多いそうです
しかし建物裏側にまわって見ると
門があります
実は実際のお墓はここから
古墳は広大な公園
建物の裏側にありました
こちらが古墳
入口はこのうらにあるそうですが
一般公開はされていませんでした
以前は見える柵の形に古墳があったそうですが
作り直されて 現在はこんもりとした山の様な形
敷地を囲う城壁を通って戻る時
全体の景色が見渡せます
北陵公園 以外に大きかったです
1日かけて 散歩・・・と言うより
ウォーキングを兼ねて
ゆっくり見て回るのも
ありかも知れません
続く