中国茶に行って来ました
最初のお茶は
先生の名前の入った名前の紅茶
『古賀娜紅』
『古賀』は地名
『娜』は女性のような
『紅』は紅茶の意
紅茶ですが
葉がバラバラの散茶でなく
最近の流行か餅茶の球形
蓋碗で煎れてくれました
茶葉1個 7.5g~8g
湯の量 130㏄
湯の温度 100度
時間 20秒
固形の茶葉は湯の温度は高め
1回洗茶して
最初の時間を長めにとり
葉をほぐす
1回目 2回目の湯色は
『深橙黄明亮』
黄色の強い深いオレンジいろで
澄んでいる様子
味は最初はまだ薄い中に
まろやかさと甘味を感じます
3回目4回目
5回6回目
湯色はどんどん濃くなり
味も美味しさを増します
茶殻の様子
艶があり 薄い茶色で新芽が多い
この茶葉は
味がゆっくり出るタイプ
何回もくりかえし飲んでも
湯色が薄くならず
味も良いので 良い茶葉と言えます
蓋碗や小さめの急須で煎れると
美味しく飲めると思います
次のお茶は
『古賀紅熟』
『古賀』は地名の古賀
さて
次の『紅』の字と『熟』の字が問題
「紅茶ですか」と聞くと
「違います」と先生は答えられ
「熟茶つまり普洱茶ですか」と聞くと
「どうでしょう 飲んで当ててみて」
見た目は先ほどの紅茶と同じ
茶葉の量 8g
湯の量 170~180㏄
湯の温度 100度
洗茶 1回(すぐ)
時間 最初は20秒(ほぐすため)
後は15秒
紫砂壺で煎れるあたりが
普洱茶を思わせる
(紅茶ならガラスか白磁器)
湯色も1回目2回目にもかかわらず
濃い
谷物(穀物の香り)あり
確かに紅茶のような味もしますが
普洱茶熟茶のような香りもします
紅茶と普洱の熟茶を
混ぜたような味です
渋みや刺激は無く
まろやかで 味がしっかりしています
しかし 紅茶の良い所
普洱の良い所は出ておらず
飲みやすのですが
特に特徴のない茶葉です
紅茶の発酵程度は80%
それよりは発酵程度が高い
80%~90%だそうですが
普洱熟茶の渥推の蒸して発酵させ
菌を発酵させる製法ではないそうです
普洱熟茶と紅茶を合わせたような製法で作られた
紅熟だそうです
中国茶もどんどん新しい物が開発されて
市場に出回っているんだと実感しました
次のお茶は
『白牡丹』
2012年の白牡丹特急散茶
2012年の白牡丹2級餅茶
手前が散茶 産毛と新芽が多い
共に茶葉の量 6g
湯の量 140㏄
蓋碗で同時に入れて
飲み比べます
散茶の湯の色は『金黄明亮』
黄色の強い金色で澄んでいる
餅茶の湯の色は『橙黄明亮』
黄色の強い橙色で澄んでいる
香りが良いのは散茶の方
味も白茶特有の渋みの無い
まろやかで さっぱりした味
餅茶の方が味が濃く
厚みのある味わい
先生の出してくれたお茶菓子は
山査子の練り菓子
甘すぎず
程よい酸味が美味しいお菓子でした
最後のお茶は
2009年の福建省白牡丹餅茶
2009年の茶葉を
2012年に餅にしたもの
紫砂壺で煎れてくれました
茶葉の量 8g
湯の量 160~170㏄
湯の温度 100度
湯の色は『浅橙紅明亮』
流石 高級茶
まろやかさと厚み 芳醇さの中に
ホットリラックスできる
爽やかさがある一服でした