
3回に分けて紹介してくれます


凍頂烏龍茶
東方美人
阿里山珠露茶
文山包種
松柏長青茶
台湾高山茶(1000m以上)
桃園龍泉茶
木柵鉄観音茶
明漂紅茶
三渓龍井茶
8個の烏龍茶
1個の紅茶 1個の緑茶
まず台湾烏龍茶について少し
台湾烏龍茶の茶葉の木の種は
内陸 福建省から渡ったもの
前回紹介したように
茶葉の木は生育環境によって
3つに分かれ
1.台地茶・・・
人工栽培
虫の駆除 剪定 など人の手が入り
栽培されている物
2.荒地茶・・・
昔 台地茶だった木が
時代とともに産地が閉鎖されるなどして
現在は人の手が入らない状態で
野生に生息している物
3.古樹茶・・・
人工栽培が一切されていない
虫の駆除や剪定なしで
自然のまま生息し続けている物
野生茶(荒地茶)
人工的に種が蒔かれた後
自然に育った茶葉と言う事になります

インドも同じように
アッサムティーは
武夷山の種が渡ったため
野生茶(荒地茶)だそうです



一番高価で手で作られる
花の甘い香りが口の中を回る
甘回

ミルクティーのような
甘い香り
葉が見た目大きい
阿里山金菅烏龍茶が有名

半分機械 半分手で作られる
湯色が濃い緑
花の香りがする

機械で作られるため
安い
味は新鮮で花の香

『松柏長青茶』
茶葉の外形は鮮やかな緑
丸まっています
台湾の茶器で入れてくれました
形も色も美しい~
茶葉は8g
湯の温度は95度~100度
湯の量160㏄
時間は45秒
清黄緑明亮
茶殻には新芽もありました
次のお茶は
『阿里山珠露茶』
50g 190元(レート15円で2850円)
茶葉は9g
湯の温度100度
湯の量200㏄
時間は45秒
湯の色は浅い黄緑色
蜜黄明亮
醇厚柔滑
茶殻はこんな感じ
新芽は無いですが
2番叶までの綺麗な葉でした
お茶菓子を出してくれました
酸味のある山査子の干したもの
中国茶では一般的に
烏龍茶には豆や種
(ひまわりの種やカボチャの種など)
を食べ
酸味のある山査子や梅は
紅茶とともに食べる習慣のようです
お茶に戻ります
次のお茶は
『東方美人』
日本人に人気のお茶で
飲みやすく 香も味も高い
今回は福建省産今年の新茶で
発酵程度は70%
50g200元
(レート15で3000円)
今年の世界品評会では
福建省産の東方美人(別の物)が
2等を獲得したそうです
茶葉は8g
湯の量は140㏄
湯の温度は90度
蓋碗で入れてくれました
生津回甘
新鮮で甘い香りが口に広がり残る
美味しいお茶でした
茶殻はこんな感じ
小さめで新芽と一番叶
最後のお茶は
先ほど飲んだ
『阿里山珠露茶』
『東方美人』のブレンド
『阿里山珠露茶』は7回目の葉
『東方美人』は5回目の葉
湯の温度90~95度
時間は30秒ほど
後は好みで調節する
1回目2回目など最初は
個別に茶の湯を楽しみ
回数出した茶葉も
良い茶葉は出るので
色々組み合わせて飲むと
楽しめるそうです
意外に双方の茶葉の良い部分が
味に出ていて驚きました
美味しかったです
6月の中国茶内容
まとめて連載 第2弾でした