中国茶に行って来ました
今年最後の中国茶

広東省の潮汕工夫茶の道具
潮は潮州
汕は汕头
茶海は使わないそうです。
本来は
急須は小さな紫砂急須
『孟臣罐』を使い
杯子も小さな
『若琛瓯』
を使うそうです。
今回 茶海無しと
茶海有りの飲み比べ
湯色はオレンジ
澄んでいます
美味しいですが
茶の湯が冷めています
味に厚みが有り
熱い岩茶が堪能できました
茶海無しは
湯の温度が高いまま飲めるので
岩茶の香りも味も美味しいまま
茶殻はこんな感じ
青茶色で潤いがある
茶菓子の差し入れ
可愛い
次の茶葉は
『武夷肉桂』
2013年
シナモンの香
美味しいです
茶海有りは
茶湯の温度が下がり
先ほどの厚みが感じられない
再度 茶海無しで頂く
先ほどより
ミルクの味がします
美味しい
次のお茶は
『武夷水仙』
2009年物
岩茶は新しいと
乾燥の時の焙った香りが先に出て
茶葉の味が薄い
よって半年か一年程たってからの方が
美味しいそうです。
茶葉の量 5g
湯の量 100㏄
時間は30秒~35秒
全く同じ茶葉で
同じ湯の量
煎れ時間なのに・・・
蓋碗は湯色が薄い
酸味が感じられます
(果物酸)
後味に 苦みとザラツキが
感じられました
紫砂壺の方が
湯色が濃く
味もまろやか
厚みが感じられ
同じ茶とは思えない
これほど違うとは
思いませんでした
紫砂壺 恐るべし
茶殻
茶葉が肉桂に比べ大きい
最後の茶葉は『奇兰』
2010年物
風邪を防止する効能が
あるそうです
茶殻はこんな感じ
今回はここまで
先生
今年も1年
お世話になりました