今回は『普洱 熟茶』
『普洱茶』は雲南省の茶葉を指します
普洱茶 には『生茶』と今回の『熟茶』があります。
生茶と熟茶は製作工程が違い
新しい 古いは関係なく
生茶の新茶と 熟茶の新茶があります。
『普洱茶』は生茶の歴史が古く
熟茶は5年~15年が美味しいと言われていて
古い茶葉は20年ほど
20年物は回数が少なく
芳醇さなども少なくなってしまうそうです
茶葉の色や艶では見分けにくく
香もあまり高くない為違いが判別しにくかったです
煎れて飲んでみると
新しい茶葉は
湯に濁りが有り 後味が苦い 固い感じがしました
古い茶葉は
湯色が澄んでいる 味も柔らかく滑らか
甘味がありました
一番新しい茶葉
2009年物
湯の温度は100度
散茶は1回 秤茶は2回洗う
茶葉の量は 急須4分の1か 5分の1
湯の量は水20:茶葉1
今回は蓋碗120㏄に対し 6gの茶葉
入れる時間は10秒ほど
5回目以降は20秒
最後 煮だしても良いそうです
茶器は鳳凰の蓋碗を使用
湯は 蓋碗の周りから静かに 回しながられる
新しい茶葉の特徴は
かび臭く 苦み渋みが残り 湯が少し濁ります
古い茶葉
この茶葉は
下の奥に若干のザラツキが残ります
生茶に比べて薄く感じ
渋みも少なく
飲み慣れていない方でも
飲みやすい茶葉だと思いました
古い茶葉に 新しい茶葉を入れて
飲む方法もあるそうです
次のお茶は
2004年(11年前の3級)
蓋碗で煎れてくれました
湯の色が濃い
味は厚みが有り 醇厚甘甜
1回目はスープ
2回目は粥と言われる程
味に厚みが有り 後味滑らか
5年以上の物はノボセにくい
カフェインは古い物は少ないそうです
4回~5回入れる事ができます
茶殻はこんな感じ
次のお茶は
2005年に2013年の茶葉を入れた物
ワインはグラスによって味が変わるように
お茶もまた 煎れる茶器の素材によって
味が変わってしますそうです
ジャスミン茶や紅茶はガラスや磁器
緑茶はガラス製品で煎れると爽やかに
鉄観音や岩茶 普洱茶は紫砂急須
茶葉の量は7g
1回湯を通します
湯の色は濃く明るい
ワインの様な深い赤みのある色
少し黴臭く
舌に若干刺激が有りますが
普洱特有の芳醇な美味しさが口に広がります
次の茶葉は2014年物
崩して紫砂茶筒に入れて保存
2~3日置くとより美味しく煎れられます
湯の色は若干薄く
臭いも黴臭さは無い
滑らかな口当たり
次の入れ方は
紅茶のロイヤルミルクティーのように
牛乳を温めながら
茶葉を入れた道具でかき混ぜるミルク茶
この方法は紅茶 普洱茶 岩茶でも出来るそうです
湯の色はピンク色
可愛い感じ
味は優しいまろやかな口当たり
子供飲めるそうです
蜂蜜や砂糖を入れても美味しく飲めるそうです
今回はここまで